『本当にあった投稿闇映像 劇場版解禁』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『本当にあった 投稿 闇映像』を観ました!
2012年製作。
少し前に劇場版の方を先に観てしまったあのシリーズですね。
11本の映像収録。
他作品と比べて映像数が多く、1時間超えとボリュームがあります。
ただ1本1本の掘り下げは少なく、スタッフなどの検証はなし。
その分映像の補足は全てナレーションがしているのだけど、淡々としていて無駄がなくそこは観やすかったと思う。
劇場版の方ではそんな風に感じなかったので初期作品だけかもしれませんが、若干映像が見にくく分かりづらい。
スロー再生してアップまでしてくれてもよく分からなかったのもありました(笑)
今読み返すと劇場版の方のレビューはかなり辛口めに書いてるんだけど、今作はそこまでハズレだとは思わなかったので、続いているシリーズなだけあって人気はあるんだと思います。
ちょっとシチュエーションなど怪しいものもあるんですが、この手のジャンルが好きな人なら普通に楽しめると思うので是非チェックしてみてください。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
本数が多いため、特に気になった映像についてのみ書きます。
「カラオケボックス」
いろいろ設定付けしたり長い映像よりも、こういう短くて分かりやすい映像の方が印象に残ったりしますね。
手のみでめちゃくちゃあっさりしてるんだけど、一瞬を切り取った感じが良い。
「落下する魂」
今作で一番好きだった。
カメラチェックで他人の洗濯物や子供を撮影しちゃいけないよとか、子どもがいた位置と落下の影が合ってなくね?というのは置いておくとして(笑)
悲惨な事故なのに喜んで飛び跳ねてる子供というミスマッチ感が怖いですね。
「墓荒らし」
ビジュアルがダントツで怖い。
生きていても死んでいても怖い。
人怖なのか、何かの儀式なのか、そもそも人でないのか、全然分からないところが逆に良かったです。
「硫化水素」
これタイトルと内容とオチとで何となくやりたい事は分かるんだけど、方向性がブレブレで全て中途半端になってしまったパターン。
『Not Found』シリーズ辺りからこの手の映像が爆発的に増えたけど、今作の場合は自殺しようとしている男の異常性を見せたいのか、硫化水素の部分を見せたいのか、最後の死神?の部分を見せたいのか、主軸がないからどれに対してもたいして感想が思い浮かばない。
ラストに持ってきた映像だからインパクト強めにしたかったのかもしれないが、真似したいのなら徹底的にやった方がいいと思う。