前巻『心霊曼邪羅37』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊曼邪羅38』を観ました!
2023年製作。
今回も全6編です。
映像が怖い印象のあるシリーズなんですが、今作も結構ギョッとするものがあって良かった。
この手の心霊ドキュメンタリーって前・後編になっているようなメインの話以外はオマケ程度な事が多いんだけど、このシリーズは単発映像もしっかり怖いところが好きです。
ただ逆に検証ありのメインどころが単発映像に食われているような気もして、そうなると後半盛り下がった感じで終わってしまうからそこのバランスって難しいんだなあと思いますね。
だいぶ最新巻に追いついてきたかな?
次巻も楽しみです!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「噂の池」
たぶん元凶は池なんだろうけど、その場で何か起こるんじゃなくて帰り時というのが興味深い。
警告なのか帰ってほしくないのか、よく意図が分からないですね。
「観光地呪景」
ひょこって顔を出す感じが何かちょっと可愛い(笑)
絶対窓の外やろ~と気にして見ていたんだけど、投稿者の髪だったり他の乗客の服だったり、モザイクとの位置が絶妙で何度もそれっぽく見えるというミスリードが良かった。
「佇む亡霊」
薄ぼんやりとはしているけど、かなり普通の人っぽい感じが逆にリアルだったかも。
場所と服の感じから、誰かと待ち合わせしてる時に事件に巻き込まれちゃったのかなあとか、連れ込まれたのかなあとか、何となく背景を想像できるのも良い。
ただ撮影している人のウザさがやばい(笑)
「合鏡もどき」
今作で一番怖かったです。
合せ鏡っぽくなった瞬間に霊が映るというあるあるな映像ではあるんだけど、とにかく顔が怖い、出方も怖い。
「トンネルの恐響」
これは正直ちょっと笑ってしまった。
手ブレがひどい映像なので(結構カメラもくるくる回す)酔いやすい人はきついかも。
「勧誘の罠(前編・後編)」
前編の映像はまあまあ怖かったんですけど、後編がただのマルチ商法潜入で尻すぼみ感は否めない。
人怖にするほどエグい話でもないし、もう少し被害者側の話があると良かったかもしれない。
こういう時の何でもはっきり言っちゃう大滝さんは好きです(笑)