#1469 『心霊曼邪羅43』ネタバレあり感想と考察【心霊ドキュメンタリー】
#44以前はアメブロで投稿していたものです。
前作『心霊曼邪羅42』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊曼邪羅43』を観ました!
2023年製作。
今作も全6編(1つは前・後編あり)。
今回は単発映像が今までと若干趣が違ったような…?
結構がっつり映る系のシリーズだと思ってたけど、今作はスローリプレイになるまでどこに映っているか気付けなくてアハ体験みたいになってしまった(笑)
検証に関しては、普段は大滝さんの方が前・後編でいろいろ遠征したりしているイメージなんですが、今回は井筒さんの方が夜に侵入したり掘ったりアグレッシブでしたね…!
そのせいか、1本目が一番怖いみたいになってしまって、構成的に尻すぼみになってしまった感は否めない。
単発映像がいつもよりインパクト少なめだったのもあり、後半は全然怖くなくなってしまった。
いっそ姉妹シリーズの盂蘭盆ぐらいのエグさや気持ち悪さを出しても良いような気がしますね。
それだと違いがなくなってしまうのかなあ?今後も頑張ってほしい曼邪羅…!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「赤い封筒」
冥婚の話ってこの手のジャンルではわりとよく見るんだけど、封筒を拾わせるという無差別なところが怖いですね。
中に入っていた写真も不気味だったし、家主がいるのか?いないのか?ハラハラ感もあって良かった。
でも罰ゲームとはいえ、好きでもない相手と一日手錠デートは嫌だなあ。
「禍事の予兆」
起こった出来事は不幸なんだけど、霊の動きが可愛く見えてしまってダメだった…(笑)
「わ~大変だ~!」って言ってるようにしか見えない。
「詣怪異」
本当に最後の最後まで霊がどこに映っているのか分からなかった。
でもこういう方が逆にリアルに感じたりもするので、分かりにくい映像が1本ぐらい入っている方が私は好き。
「彷徨う人影」
これ本当にただ彷徨っている感じですね。
特定の誰かに向かっているわけでもないし、生者と死者で世界に隔たりがあってお互い見えてない様子が若干切ない。
「闃然たる憑霊」
守護霊さんにしては若干出方が怖いんだけど、ダンスにつられて出てきたってちょっと可愛いですね(笑)
内容とは関係ないんですが、恥ずかしながらタイトルの漢字が読めなくて気になって調べた。
このシリーズはいつもタイトルにこだわりを感じる。
「劇場霊(前編・後編)」
話としては怖いんだけど、なぜ男性側の目(しかも片方だけ)が黒くなったんだろう?
前編の映像で目隠しみたいにされているのも気になっていたんですが、後編の話からすると特に目は関係なさそうなんですよね。
最終的には焼身自殺の方が注目されちゃったけど、正直前編の映像内容とちぐはぐな印象を受けた。
他の女性を見るなとかそういう事?もう少し男女の関係としてのエピソードの掘り下げがないと霊側が何を伝えたかったのか分かりにくいですね。