こんにちは、みくろです。
先日、映画『きさらぎ駅』を観ました！
2022年公開。
2ちゃん都市伝説「きさらぎ駅」を題材にしたホラー映画です。
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民俗学を学ぶ大学生の春奈は、卒業論文のテーマとして現代の神隠しと言える都市伝説「きさらぎ駅」について調べることに。
噂の発端となる2ちゃんねる掲示板への書き込みをした人物「はすみ」を特定し、数ヵ月のメールのやりとりの末、彼女から直接話を聞けることになった。
「はすみ」こと葉山純子は、かつて偶然きさらぎ駅に辿り着き、そこで恐ろしい体験をしたものの、たった一人だけ生還できた人物であった。
なぜ純子だけ助かったのか？どうやって行くのか？話を聞く内にきさらぎ駅に関する法則性に気付いた春奈は、その日の夜に一人で電車に乗って…。
「きさらぎ駅」自体は他の映画やドラマでもよく取り扱われる都市伝説なので、今回も似たような感じかなあと思っていたら、そう来たか！と予想以上に面白かったです(*^-^*)
ホラーとしての演出も斬新だったし、何よりストーリーがしっかりまとまっていて良かったですね。
大きく分けて純子から話を聞く過去編と実際に春奈が体験する現代編とあり、それによって最後まで間延びすることなく飽きずに観ることができました。
最近の邦ホラーの中ではかなり面白い方だと思うので、是非チェックしてみて下さい♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
やっぱり何よりオチが良かったです。
特にホラー映画ってヒロイン枠の女性が絶対良い子というか、優しくて思いやりがあって他人を助けながらも結局最後は自分が助かっちゃうみたいな話が多いんだけど、今作の主人公・春奈のラストはかなり人間らしくて良いですね。
きさらぎ駅のような特殊な環境だと、助かるためには何かしないといけないとか、映画的に複雑な仕掛けがあるはずだとか、作中の人物も鑑賞者も難しく考えてしまいがち。
そこを逆手にとって単純な「早い者勝ち」だったのは個人的にかなり好きなオチでした。
今作のヒロイン枠は春奈でも純子でもなく、明日香ちゃんだったんだね…（本田望結ちゃんめちゃくちゃ可愛かった）。
過去編の時に一人称にする理由ある？と思いながら観ていたんだけど、あくまで純子が語っている話であるという強調（事実とは異なる点がある）と、現代編との違いが視覚的に分かりやすかったので敢えてそういう演出にしたのかな？と思います。
あの太鼓の音は怖いというより逆にワクワクしてしまって笑っちゃいましたが（笑）
ストーリーも演出もキャストさんも、個人的にはどれも高評価です！
洒落怖が好きな監督さんっぽいので、他の題材でも是非撮ってみて欲しいですね(^O^)
