こんにちは、みくろです。
先日、映画『クネクネ』を観ました！
2010年製作。
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浩平とその娘・遥は、再婚相手である良子とその娘・千里と共に人里離れた田舎へ車でキャンプに来ていた。
しかし浩平が道に迷ってしまい、「今すぐ立ち去れ」という村人の言葉に不安を感じながらも、行く予定だった場所を諦め、迷い込んだその場でキャンプをして一晩過ごす事に。
新しい相手に対して前向きな遥に対し、母親の再婚に反対の千里は反抗的な態度を取り続け、一人だけ車で寝てしまう。
心配した母・良子が様子を見に来るも、その時にアレを見てしまい…。
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（探したけど、予告編はないっぽい…？）
当時も酷評されたそうですが、たしかにこれはひどいなあ（笑）
有名な都市伝説（洒落怖）を題材にしているから、ただでさえ皆の期待値が高かったんだと思うけど、オリジナルを完全無視したような設定にしたのがまずかったのかも。
元ネタの「くねくね」を考えなければ、B級ホラーとしてはまあまあの出来。
ここまでいろいろ無茶苦茶な設定なら、もっとぶっ飛んだ展開の方が面白かったかもしれないですね。
「くねくね」を期待すると絶対にダメ、ただのB級ホラーとして観る分には短いしアリだと思います。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
タイトルは「くねくね」じゃなく「クネクネ」だから本家と全然違ってもOKとか、そんな感じなのかなあ？（笑）
そもそも元ネタでは「見ると精神崩壊する」というのが通説だと思うんだけど、今作は観たら目から血を流して死に、しばらくするとゾンビ化して生きている人間を襲うという意味不明な展開に…。
クネクネの発祥が一人の女性だったというのは映画としてはアリだと思うけど、名前と「見たらダメ」という設定以外に元ネタとの共通点はないので、有名な都市伝説を使った客寄せと受け取られても仕方ないと思います。
原作や元ネタがある作品って、その監督さんの解釈によって多少の違いがあっても良いと思うけど、オリジナルに対するリスペクトは忘れちゃいけないと思うんですよね。
この映画は内容の良し悪し以前に、「くねくね」という都市伝説を軽く扱った感じが酷評の一番の理由じゃないでしょうか。
個人的にも同じ題材を扱った作品の中ではダントツで最悪だと思いました。
ただ、何度も言うけど「くねくね」を考えずにただのB級ホラーとして観る分には全然アリ。
元ネタが人気な分、ガッカリされてしまった映画という印象でした。
