こんにちは、みくろです。
先日、映画『着信アリ』を観ました!
久々に観たくなって!
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覗き穴恐怖症の由美は、一緒に合コンへ来ていた友人・陽子の元へ不審な電話がかかってきた場面に遭遇する。
電話に出ないと留守電が入っており、そこには未来の日時と携帯の持ち主である陽子本人の声と悲鳴が入っていた。
その場では悪戯だと気にせず合コンを続ける由美らであったが、留守電の日時ちょうどに陽子が亡くなってしまう。
そしてその陽子の携帯から、合コンで連絡先を交換していたケンジの元へ着信があり…。
この時代の邦ホラーって本当面白いですよね~!
久しぶりに観たのでストーリーとかほぼ忘れてしまっていたんですが、初見感覚で観れて逆に良かったです。
携帯電話という身近さと、次から次へと連鎖していくところが怖いですよね。
怪異としても回避不可の問答無用さが恐ろしいし、ストーリーもちょっとしたドンデン返しがあって面白い。
邦ホラー映画の名作の一つなのは間違いない。
観た事ない人はもちろん、初見でない方も改めて今観るとすごさが分かると思うのでオススメです。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
代理ミュンヒハウゼン症候群を扱った作品で、しかも発症者が子どもというのが意外性があってストーリーとして良かった。
どうしてもこの病気って母親のイメージがあるから良いミスリードですよね。
次のターゲットは被害者の携帯の連絡先から選ばれているっぽいけど、ある程度美々子の思惑が入っているのかなあ?
最後由美に取り憑いたところを見るに、最終的な目的は体を手に入れる事だったとして、ピッタリな人を見つけるためにひたすら繋いでいっていたのか。
代理ミュンヒハウゼン症候群って自分が注目される事が目的なはずだけど、元凶を母親に思わせる事で美々子は「かわいそうな被害者。妹思いの優しい子だった」というイメージが守られるという事まで想定していたら怖い。
今やスマホ系のホラーネタなんて山程あるけど、携帯電話が普及し始めた時代に特徴的な着メロを使ったホラー作品って、秋元さんは本当に商売がうまいですね(笑)
二作目も完全に忘れているので、これを機にまた観てみようと思います!