前作『着信アリ』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、映画『着信アリ2』を観ました！
2005年製作。
-------------------------------
携帯電話を通じた連続不審死事件から1年後、保育士をしている奥寺杏子は同僚と共に恋人・尚人が勤める中華料理店へ来ていた。
しかし、そこで突然1年前に世間を賑わせた着信音が鳴り、電話に出た店長のワン・ジェンフォンが死んでしまう。
前回の事件で山下を殺した中村由美は行方不明となっていたが、例の着信が絡む不審死は続いており、ジャーナリストの孝子は独自に取材を続けていた。
中華料理店での出来事を知った孝子は従業員である尚人に接触するが、次に着信を受けていたのは杏子の同僚で…。
前作がきれいにまとまっていただけに、2作目でいきなり台湾にまで飛躍するからちょっとビックリしますね（笑）
正直「じゃあ1作目のアレは何だったの？」みたいな展開も多く、一応全て繋がってはいるんだけど、映画としては描き切れていないような印象を受ける。
年代的にはこれより後なんだけど、中国のドラマ『三国志 Three Kingdoms』の呂布役をされていたピーター・ホーさんも出演していたんですね～！
母が彼の呂布を見てめちゃくちゃファンになっていたので、この映画にも出てるよって教えてあげようかな（笑）
シリーズとしてはあともう1作あるので、そちらはふわっと覚えているんだけど、このまま通しで観直してみようと思います！
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
台湾から日本に呪いが来た発端が美々子の祖父であるチャン・ウェイというのは分かるんだけど、これがどうして1作目で美々子の呪いみたいになっていたかが分からないんですよね。
リー・リィーが元凶として、美々子に共鳴するといっても二人の元の境遇は全然違うわけで（前者は被害者だけど、後者はミュンヒハウゼン症候群の加害者）、殺されて悪霊化したリー・リィーの方と共鳴したって事なのかなあ。
そうだとしたらあの着メロの意味が分からなくなるというか、この音楽は日本の幼児向け人気曲って話だったけど、それが台湾のユーティンの所にかかってくるという事は完全に美々子とリー・リィーが合体？しているみたいな話なのか。
ハリウッド版の『呪怨』シリーズもそうだけど、怪異が国を越えちゃうといっきに現実感がなくなって怖くなくなるんですよね。
もちろんその分スケールが大きくなって面白くなる部分もあるんですが、『着信アリ』シリーズにおいては国内の方が分かりやすくて良かったんじゃないかなあと思ったり。
あと結構ほいほい国際電話かけてたけど、あの時代の携帯って今のネットとは違うからお金かかるよね…？
そういう事が気になってしまって集中できなかった（笑）
