こんにちは、みくろです。
先日、映画『インシディアス 赤い扉』を観ました!
2023年製作。
『インシディアス』シリーズ第5作目。
-----------------------------
ランバート家を襲った事件から10年、当時の記憶を封じていた父・ジョシュと息子・ダルトンは、時間の経過とともに断片的な記憶が蘇りつつあった。
大学で美術を専攻したダルトンは、授業の一環として自分の潜在的な意識に集中し、赤い扉の絵を描く。
その扉が何なのか分からず悩むダルトンだったが、一方、父・ジョシュも日々ひどくなる健忘症に苦しめられていた。
更に扉を描いて以降、ダルトンは再び幽体離脱するようになり…。
シリーズとしては5作目なんですが、時系列的には『インシディアス 第2章』の続きになります。
子役達も含め、ランバート家のキャスト陣が再集結!
大学生になったダルトンが再び悪霊に狙われてしまうんですが、父親と息子の関係性とか、10年後だからこそ描けるストーリーが良かったと思います。
なんと今回の監督は父・ジョシュを演じるパトリック・ウィルソンさん!
ただ『インシディアス』シリーズが好きな人のための続編という感じなので、少なくとも1・2作目を観てから鑑賞する事をオススメします。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
ジョシュはずっと父親に捨てられたと恨んでいたけど、それが実は…という展開が良かった。
ちょっとこじれちゃっているダルトンとの関係性も、代々受け継がれてきた父と息子の繋がりみたいなかたちで落ち着いて、純粋なハッピーエンドで良いと思う。
ただこの『インシディアス』シリーズって、基本的に向こうがこちらに来るわけじゃなく、こちらが霊達の世界へ行く方だから、所謂「扉を閉める」ぐらいしか解決法がないんですよね。
一応今回も戻ってくる事はできたけど、たぶんジョシュやダルトンは今後も疲れた時とか心に隙ができた瞬間に狙われてしまうんだろうな…。
幽体離脱は遺伝的な体質だし、ああいう悪霊って一生忘れてくれなそう…。
1・2作目であんなに家族で頑張ったのに、その後遺症というか、やっぱり完全に普通の生活には戻れなくなっていたのが悲しい。
しかしダルトン役のタイ・シンプキンス君はかっこよくなりましたね~!
たぶん次に狙われるとしたらダルトンの息子になりそうだから、また10年後ぐらいに続編出してほしい(笑)