こんにちは、みくろです。
先日、映画『恐怖新聞』を観ました!
2011年製作。
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ある真夜中、鬼型経の元に「恐怖新聞」と書かれた新聞が届く。
自分の寿命と引き換えに未来で起こる出来事を読む事ができるその新聞には、経の友人が刺殺されるという記事が書かれていた。
最初は半信半疑であった経だが、実際にその友人が刺殺され、更に次の新聞が届いた事で怪奇現象研究同好会のメンバーに相談をする。
しかし次の新聞に書かれていた人物も同好会のメンバーの一人で…。
映画としては1996年の『恐怖新聞』、2004年の『予言』、そして今作と3本目になるんですね。
原作は読んだ事がないので比較はできないんですが、今作は原作設定のオリジナル脚本らしいです。
演出が結構怖かったので、もう少しストーリーが練られていれば…と惜しい印象。
あとこればっかりは本職ではない人もいるので仕方ないんだけど、キャストさんの演技が観ていてきつかった。
ただ、やはり「恐怖新聞」という設定は面白いし、ホラー的な演出は良かったのでこの手のジャンルが好きな人にはオススメです。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「恐怖新聞」の内容が受け取った人の身近に限られているから、狙われた時点で友人か寿命かみたいな、どちらかを犠牲にしないといけないのは確定っぽいですよね。
その時点で悪意ありまくりというか、ほぼ回避不能なので理不尽系の部類なのかな。
明らかにマスターが主犯な感じだけど、バイトのチラシを入れていた事から、働く前から経を狙っていたのか、その辺りが映画だけでは分からないままだったのがモヤモヤ…。
ただ上記の通りホラー演出は結構良くて、特に赤い服の女性の現れ方とか、音とか、取り憑いたところ以外は怖いところも多かったと思う。
1996年版の『恐怖新聞』は観た事ないんだけど、スピンオフ的な『予言』の方は結構好きな映画なので、今作もそれぐらいのクオリティーを期待していたがそこまではなかった印象。
ホラー映画としてよりオムニバス系ホラードラマの一作ぐらいのイメージで観た方が気軽で良いかもしれない。
1996年版が観てみたくなった。