前作『スクリーム2』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、映画『スクリーム3』を観ました!
2000年公開。
現在全5作あるシリーズですが、1作目から続く事件については一応今作で完結します。
この次の4作目は現実も作中も11年空くので、主人公シドニーの物語としては三部作と言ってもいいでしょうね。
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2つのウッズボロー連続殺人事件を生き延びたシドニーは、それから数年、人目を避けた山奥で一人静かに暮らしていた。
しかし、シドニーの母親モーリーが殺害された事件の関係者でもあったコットンが、謎のマスク姿の殺人鬼に襲われ殺されてしまう。
遺体の傍にモーリーの写真が置かれていたことやコットンとの関係性から、ウッズボローの事件と関係があると見て、警察は記者ゲイルに協力を要請する。
シドニーが狙われた際に同じく被害者となったゲイルだったが、その時の体験を書いた著書を元に作られた映画『スタブ3』の撮影中、出演者が次々と殺されていき…。
正直脚本家の方が変わってしまったので残念な点も多かったです(._.)
ただ、1作目から続くお馴染みのネタやメタ的要素はやはりこのシリーズならではで、三部作の最後としては良い終わり方だったんじゃないかと思います。
最新作を観たいという方も、この最初の三部作は絶対観ていた方がいいと思うので、是非通しで楽しんでみて下さい♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
1作目からずっと母親モーリーを殺した犯人については明かされていなかったので、その正体が全ての黒幕であるというのは王道展開で良かったと思います。
犯人が母親の隠し子でありシドニーの兄というのも関係性としてはアリだけど、映画関係者と繋げるのはちょっと無理があったような…(;´・ω・)
母親モーリーについては彼女が殺された時にゲイルのような記者たちが調べ上げているはずなので、不貞行為までバレていて過去が一切触れられずにいるかなあ?と。
顔写真なども報道されていましたから、過去の誰かしら覚えていてもおかしくないし、情報を売るような人もいると思うんですよね。
隠し子までは辿れないにしても、今作でゲイルの記者としての評価も下げてしまったと思うし、映画の出演者が殺されるというストーリーのために無理やり繋げたような感じがしました。
犯人が母親殺しの時点で、その後に続く事件が映画化され、更にその撮影場所があのスタジオになると見越していたならすごいですけどね。
本人が監督だからそのように仕向けたってことなのかなあ…?だとしたら途方もない計画ですけど、周りが思うように動いてくれなかったらどうしていたんだろう。
しかしシドニー強いですよねー!
あそこまでご都合主義にメインの人物たちだけ致命傷を外すのは、逆に爽快で個人的には好きです(笑)
次は11年後の4作目!
公開してすぐに1度観たきりで例のごとく全く覚えていないので、楽しみに観ようと思います(=゚ω゚)ノ