こんにちは、みくろです。
先日、映画『渋谷怪談』を観ました!
2004年公開。
都市伝説を題材にしたホラー映画。
今でこそ2ちゃんねる系とか都市伝説をテーマにした作品って多数ありますが、この『渋谷怪談』はそうしたブームの走りではないかな?
学校の怪談とかはあったけど、現代社会の都市伝説を扱うようになったのは少なくともこの2000年代辺りからじゃないかと思います。
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大学生のリエカは、女友達の夕菜・愛とともに、出会い系で知り合った男子3人と合コンを兼ねたキャンプへ遊びに行った。
お調子者の圭太郎を中心にキャンプは大いに盛り上がったが、その日を境にどこからともなく赤ん坊の声が聞こえるようになる。
帰宅後も幻聴に悩まされるリエカだったが、一緒に行った友人の一人・愛が音信不通で行方不明になってしまう。
心配して部屋を訪ねると、そこには愛と仲良くなった男子・彰彦の姿があり…。
昔の映画だからか、映像的にしっかり怖いですね。
最近は規制が強いのとCG頼みなところがあってここまで怖い演出って減ってしまったんだけど、とことんゲスな奴が出てきたり、社会の闇を隠しもしないところがホラーとしては黄金期だったと思います。
私も今作に出てきた都市伝説はほとんど知らなかったので、20代以下の世代の人にとっては逆に新しく感じるかも?
最近のホラーは怖くなくて物足りない~って人は2000年代ホラーおすすめですよ♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
まず、これ元凶はコインロッカーなんですよね。
ただ水子地蔵の件が全く関係ないとも思えないので、あのロッカーを使った+水子地蔵への行為で呪われてしまったという解釈でいいんだろうか。
じゃないとあのロッカーを使った人全員だと同じような現象で亡くなる人がもっといるはずだし、病院側が「こんな症状は初めて」みたいに言っていたので、少なくともあの地域で頻発はしていないんですよね。
でもリエカはキャンプに行った時点で赤ん坊の声を聞いているし、女子3人はあの段階ですでに憑かれていたのかなあ?
いくつかの都市伝説が混ざっているのでその辺が曖昧なんだけど、赤ん坊っぽい何かがもぞもぞ動いているところや、それぞれ変死の仕方が怖くて良かったです。
コインロッカーの元凶は赤ん坊だけでなく母親側の怨念も入っていたと思うので、男性陣の死に方がどれもひどかったのはそちらの影響じゃないかと思いました。
知らない都市伝説も多く、元ネタを調べてみるとなかなか怖くてこの機会に知れて良かったです(^O^)
続編もあるようなので、そちらも観てみたいと思います!