こんにちは、みくろです。
先日、映画『都市霊伝説 心霊工場』を観ました!
2010年製作。
都市霊伝説シリーズ第1弾。
-----------------------------
ホラー出版社アトランティアの新人・峰岸は、新しい記事の打ち合わせで心霊スポットの名所であるシノヤマ廃工場の取材を企画する。
しかしそこはかつてアトランティアの女性編集者が行方不明となった場所であり、懇意にしていたホラー監督のトヨカワもそこへ行ったきり失踪中であった。
それでも取材する事に決めたアトランティアは、そういったスポットへ行ったり研究している心霊サークル・法螺の会へ情報提供を打診。
サークルのメンバー達は報酬欲しさに二つ返事で了承するが、リーダーである恵梨は霊感のある姉に必死に止められ…。
廃工場のネタで1本の映画というのはわりと珍しいかも?
これぞB級ホラーという感じで個人的には嫌いじゃないです。
最後のあの映像が撮りたいがために作ったでしょう?という印象なんですが(笑)、登場人物らの特徴が非常に分かりやすく(霊感強い人はとことん強いし、バカは最初から最後までバカでいてくれる)、ストーリーも複雑でないため気軽に観れて良いと思います。
逆にストーリー重視や雰囲気を求める人は少し物足りないかも?
B級ホラー好きにはわりと刺さる箇所もあると思うので、私もシリーズ通して追ってみます(`・ω・´)ノ
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
いまいち分からなかったのは、アトランティアの女性編集者で行方不明とされていた小野美香は廃工場で殺されていたわけだけど、閉じ込めたのは内田で殺害したのは住み着いていた殺人鬼ってこと??
アトランティア内では行方不明って事になっていて、峰岸も「どこかで無事といいですね」なんて言ってるけど、トヨカワのビデオを見た後に新聞記事っぽいのを出してきた時は殺害された被害者の名前に小野美香も入っていて、それって警察が遺体を発見したって事じゃないのかな。
さすがに一緒に働いていた社員が遺体で発見されたら連絡あると思うんだけど、行方不明として話が進んでいたら普通に殺されていた事が新聞に載ってますみたいな流れになって、そこだけはかなり違和感ありました。
でもその後にサークルの男の子が「まだ見つかってないそうですね」って言ってたから、殺害された疑いだけで名前が出されていたのかなあ?
それ以外のホラー的な演出は結構怖いところもあって良かった。
特に窓越しの影が話しかけてくるのは怖かったですね。
あと内田が小野に対して送った手紙だけど、被害妄想と妬みが絶妙でやけにリアルでした。
回想シーンを見るに小野も善人というわけではなさそうですが、あのまま勤務してたらいつか峰岸も同じ目に遭いそう。
シリーズいくつか出ているようなので、そちらもチェックしてみようと思います!