『心霊盂蘭盆19』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊盂蘭盆21』を観ました！
2023年製作。
今作も全く関係のない投稿者らの映像が最終的に一つに繋がる系。
投稿映像自体は4つで、最後に総評的なまとめ映像があります。
怖いというよりは気持ち悪い寄りかなあ？現象も突然起こって突然終わるみたいな、全く訳が分からない状況が多いです。
今回はあまりにも霊が理不尽すぎるというか、無差別なのか狙っているのか、なぜあのような現象になってしまうのか不明な点も多くてモヤモヤ。
せっかく一つの怪異について掘り下げていけるシリーズなのだから、もうちょっと霊側の背景も知りたかったかも。
とはいえ、こういう投稿映像系で1本の長編となっているシリーズはあまりないので、やっぱり深堀りできる分面白いです。
次作も期待！
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「念写形見」
正直外で拾った謎のディスクを再生してみる気になるのがすごいけど、逆にこういう配信をする人にとってはおいしいんだろうなあと。
映像らしい映像は映らないんですが、顔が見えたという女性の方が突然倒れ、そして服だけ残して一瞬で消える。
普通に考えたら男性がかなり疑われる状況だけど大丈夫だったんだろうか。
「生口寄せ遺損い」
まず、恥ずかしながら「遺損い」が読めなくて調べました（「のこそこない」）。
不成功とか失敗という意味らしいので、要は口寄せに失敗した映像ですね。
このあと警察に疑われた云々の話があったけど、こういう霊能者の話ってどこまで信じていいか分からないから難しい。
「禁忌の棲家」
すりガラス越しに女性の顔が見えたのは結構怖かった。
ただやっぱり服だけ残して消える現象は笑ってしまうんだよな～（笑）
ここで犯人の男性が消えるのは分かるんだけど、異臭に気付いた近隣住人まで消すのがよく分からない。
もう遺体を発見してほしいとかそういう次元の話ではないのだろうか。
「軽挙妄動な交信」
これも突然過ぎてビックリ。
モザイクでよく見えないけど、これって頭を打って血を流しているのか吐血なのか分かりにくい（「生口寄せ遺損い」と同じで吐血かな？）。
このケースも軽はずみに降霊してしまった憑依体質の男性がこうなるのは分かるんですが、なぜそこに居合わせた女性スタッフさんまで消えるのかが分からない。
「蔓延る降霊呪」
結局探偵さんが探していた行方不明の女性が元凶で、彼女に関わったり無理な降霊をすると呪われたということ…？？
少なくとも「念写形見」と「禁忌の棲家」は降霊術とは関係ないわけで。
無理に繋げるとすれば、「禁忌の棲家」の犯人が殺して池に捨てた人達の怨念の集合体があのディスクなどに入っていて、それを見たり探ろうとした「念写形見」と「生口寄せ遺損い」の人々が呪われとか…。
まあ全てを完全に繋げてしまう必要はないけど、今回は怪異側がかなり曖昧な印象を受けました。
