前作『ほんとにあった!呪いのビデオ97』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『ほんとにあった!呪いのビデオ98』を観ました!
2022年製作。
今作は7本の単発映像と1本の長編。
長編は96から続く三部作の最終章になります。
今回は単発映像がそこそこ怖くて、7本と量もあるので満足感が◎(*^-^*)
でも長編の方は予想通りの展開すぎて、内容的にもぬるいと言わざるを得ない。
題材自体はそんなに悪い話じゃないと思うんですが、三巻も跨ぐ必要あったかな?というのが正直な感想。
映像が怖いというわけでもないので、薄く長~くした話という印象でした。
単発映像が良かっただけに惜しい…!
ただ安定のクオリティなので、ほん呪好きな方なら変わらず楽しめると思います♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
本数が多いため、印象に残った映像について書きます。
「案山子」
1発目の映像だったけど、今作ではこれが一番怖かった。
そもそも暗がりの案山子というのが既に怖いシチュエーションだし、徐々に近付いてくるというのがベタながらも非常に良かった。
案山子って映画やドラマではよく見る題材だけど、こういう映像系でもかなり相性良いですよね。
「掃除機の中」
映像自体はちょっと笑っちゃったんですが、掃除機(しかもゴミ袋)の中というのは初めてだったかも…?
彼女の髪の毛とか何かを吸ってしまっていたのかなあ?
ずっとあの中にいたんだとしたらかわいそうですね。
「パーキングエリア」
最近の映像系はリアルさ重視で分かりにくいものが増えたんだけど、ここまで露骨にはっきり分かりやすいのは久しぶりで逆に良かった。
お分かりいただけたも何も!と(笑)
女の子が気付いて手を振っているのも良いですね。
「終・ナガレモノ 前編・後編」
う~~~~~ん、「やっぱりそうでしたか」以外の感想がないです。
最初から悲しい何かがあった母親というのは匂わせてあったし、分からなかったのはそれが流産なのか死産なのか、産まれた後の出来事なのかぐらいで、正直そこはあまり重要ではなかったかなと。
こういうのってなぜ同じ母親達に向いてしまうんだろう…?
仮に流産など何らかの理由で子どもが欲しかったのに叶わなかったというならまだ分かるんだけど(それでも理不尽)、この場合の怒りや悲しみは男性に向いてもいいのではと思ってしまう。
最後も何だかモヤ~とする終わり方で、最初からずっとスタッフさん達がしてやられている感もつらかった。