前作『ほんとにあった！呪いのビデオ96』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『ほんとにあった！呪いのビデオ97』を観ました！
2022年製作。
今作は6本の単発映像と長編1本。
長編は前巻からの続きなんですが、今回もちょっと弱めかなあ…？
単発映像もパっとしないものが多かった印象。
ただ、最近のほん呪は声系が怖い気がしていて、映像自体はそうでもなくても声や音が怖いっていうのもなかなか良いと思います。
長編は更に次巻まで続く三跨ぎへ！
一番初めに「悲しい結末」みたいなことを言っていた記憶があるので、ちょっと切ない系になる予感がしますね…。
前回の記事にも書いたんですが、ちょっと平和過ぎかなあ？
すごいギスギスしたのが観たいわけじゃないけど、ホラーなのでもっとハラハラしたり緊迫した状況というのも欲しいかもしれない。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
本数が多いため、特に印象に残った映像について書きます。
「盛り塩」
これちょっと笑ってしまったんですが、実はあまり観た事ないタイプのような気もした。
顔が浮き出てくるはあるあるだけど、そこから赤い血のようなものが広がって最後パンッ！てなるのはインパクトありますね。
ただ盛り塩をした事で出られなくなってミチミチになったイメージをしてしまい、全然怖くはなかった。
「シリーズ監視カメラ 非常階段」
今作で一番怖かった。
映像自体はよくある感じなんですけど、入っている声が怖い。
呻き声とかおどろおどろしい感じでなく「おつかれさま」だったのが逆に生々しくて、言い方も普通だから本当に生前と同じ行動を繰り返しているのかなと考察の余地もあって良い。
「秘密基地」
最初に覗く顔と女の子の後ろに出てくる顔が同じと気付けなかった…。
上から覗いている方は子どもだって分かるけど、背後に出る方は一瞬大人かと思いました。
その部屋で亡くなったわけじゃないみたいですが、少女が死んだ時も段ボールの中だったから、そういう意味でも引き寄せられたのかなあ…？
「続・ナガレモノ 前編・後編」
子どものための儀式を行っていたとされる廃村の調査、そこに住んでいた一人の女性が木箱のあった川での事故多発に関係しているのでは…？というところまで分かります。
分かるんだけど、それが衝撃的な事実というわけでもないし、何らかの関わりがあると予想される投稿者や女性らの映像もたいして怖くない。
次巻で怖くなりそうな気配もないので、おそらく切ない感動系みたいになるのでは…？と予想しています。
それはそれでいいのだけど、長編であるからにはしっかりストーリー性があると嬉しいですね。
