前作「死者の指定席」についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、ドラマ『戦慄ショートショート 恐噺(コワバナ)幽霊ホテル』を観ました!
恐噺シリーズ第3弾、今作も全5話のオムニバスホラー。
前作でちょっと自分には合わないかもみたいなことを書いたんですが、やっぱり今作も同じ理由で無理でした(^_^;)
ということで、まだたくさんあるみたいなんだけど、私はこのシリーズここまでにします。
一番大きな理由は、ホラーとコメディの比率です。
ホラーにちょっとしたコメディ要素を入れるというのは全然アリだと思うんですが(ブラックユーモアは逆に好き)、バランス的にコメディの方が強くなるとホラー要素がぶち壊されていっきに滑稽な作品になるんですよね。
たしかにオムニバスホラーだと一つぐらいそういう作品があってもいいんだけど、その場合は中盤に入ってることが多いと思います。
『世にも奇妙な物語』とかほん怖シリーズがそうですが、怖い話と面白い話、ほっこりする話って順番が非常に重要で、休憩的な意味も含めた面白い話はやっぱり中盤がベスト。
でもこのシリーズでは最終話にそれを持ってきてしまうので(キャストさん的な大人の事情もありそうだけど)、何だか観ていて勝手にツライ気持ちになってしまいました…(._.)
ただ上記はあくまで私個人の意見なので、コメディ寄りのホラーが好きな人は面白いと感じるかもしれないし、ちょっとでも気になる方は是非チェックしてみて下さい!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
今回は5話の中から3話だけ感想を書きます。
「合わせ鏡」
最後のオチだけ唐突だったけど、そこまでは合わせ鏡の異様さと、敵か味方か分からないもう一人の存在が不気味で良かった。
13人目と言いつつ画面上は三面鏡しか見えていなかったのが残念でしたが、私も祖母の三面鏡を使って遊んだことあるので共感できました。
「44」
所謂「末代まで呪ってやる~」と祟られている一族の話。
その家系の女性だけ44歳までしか生きられない呪いなんですが、この年齢が本当絶妙でタチ悪いですよね。
44歳ってそれまでに結婚して子供を産んで…と十分にできる年齢なので、早死だとしても血が絶えることはないんだと思います。
どうやっても回避できないのかな~残された娘さんがかわいそう。
「SNS」
SNSものってヒトコワだと男性加害者で女性被害者って構図が一番多いけど、ホラーだと女性同士の友達関係で…って結構よく見ますよね。
特に今回のようなオカルト系で繋がっていたらそういう人も紛れ込んでるかもと想像してしまう。
ただこれって待ち合わせの段階で既に亡くなっていたのか、来る途中で事故か何かに遭ったのか、その辺りがちょっと曖昧ですよね。
家族からのメールを見ると後者かな?という気がするけど、オチを見ると普段のやりとりの段階でそういう存在っぽい。
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今回も辛口めですみません!
また何か面白いホラーを見つけたら書きますね~(^O^)ノ