前作「投稿実話物語 骸」についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、ドラマ『ぞくり。怪談夜話~投稿実話物語 滅~』を観ました!
投稿実話物語シリーズ10作目、全5話のオムニバスホラー。
ぞくりシリーズもいよいよ今作で終わりです!
総集編と朗読回(?)を除くと今作含めて私も18本観ているので、辛口レビューをした回もあったけど何だかんだ言って好きなシリーズなんですよね。
もう無いのかと思うとちょっぴり悲しい…( ˘ω˘ )
明確に最終巻ですと発売したかは分からないんだけど(もしかしたら私が観た順番もバラバラだったかもしれない)、今回も良くも悪くもいつものぞくりシリーズです。
でも逆に20本近く出していて、5話以上収録された巻もあるので実際100話以上の話を製作されたと思うんですけど、大幅な方向転換もなく安定したクオリティーを出し続けたというのは素直にすごいシリーズだったと思います。
日本のB級ホラーやオムニバスものが好きな人なら刺さる回もあると思うので、是非シリーズ通してチェックしてみて下さい♪
ぞくりシリーズありがとうー!面白かったぞー!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「落とし物」
ホテルのネタであるあるな展開だけど、電話が直接かかってくるのは珍しいかなあ?
というか、ホテルの部屋に直通で誰かがかけてくるってあらかじめそこに泊まる事を知っていないと無理だと思うので、フロント経由じゃない時点でおかしいんですけどね。
あと細かい事かもしれないけど、本編のタイトルは「落とし物」なのにエンドロールでは「落し物」になってるのが地味に気になります。
「音声配信」
謎の音声配信の恐怖に父娘の絆という、短いながらもストーリーがあって面白かったです。
私自身も一般人の配信を聞くことはほとんどないので共感できない部類だけど、今作の場合はその声に何か魔力みたいなものがあったのかなあ?
セイレーンという名前がいかにもですよね。
「レンズの中」
事前にもっと調べないものかね?と思うけど、廃墟カメラマンの方って実際いらっしゃるし、そういう人達にとっては心霊スポットではなく撮影場所だから気にしないのかなあ。
実際は物理的な危険も含めてヤバい場所もあるだろうから、もっとリサーチしていくんでしょうけどね。
「アンチ」
霊的な現象はともかく、自殺云々は実際に起こり得そうで怖い。
どちらかというとこの話も人怖というか、軽い気持ちで書き込んだ悪口がきっかけで便乗アンチが増えたということですよね。
これ書き込んだ側も怖いけど、個人的には隣で傍観していた友達も怖いです。
少なくとも傍観していた方は配信している子と仲良しのはずで、その子が目の前で悪口書かれても軽くやめなよ~と言うだけで何もしないんだと。
作中ではそこまで描かれていなかったけど、この傍観していた方も陰では書き込んでいたんじゃないかと疑心暗鬼になってしまいますね。
前にAIの子守歌の話があったけど、それと同じで機械が予想外のことを言い出すと怖い。
今作は「言霊」がテーマだったけど、このスピーカーと同じで汚い言葉や悪口ばかり見聞きしているとそうした精神状態になるというのは本当だと思います。
そういう意味では今のネット社会ってすごく危ない環境だと思うので、ある程度の自衛する力が必要ですね。
最後の話がバッドエンドじゃなくてよかったー!(*'▽')