前作『呪われた心霊動画 XXX 4』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『呪われた心霊動画 XXX 5』を観ました!
2017年製作。
今作も6つの映像に、その内の2つは続き物になっています。
前回が少し怖さ控えめだったんですが、今回は映像も話の展開もなかなか面白かったと思います。
シチュエーションも様々で、特にラスト2つは雰囲気が良くて怖かった。
でもこのシリーズ明らかに面白おじさん枠ありますよね?(笑)
かなり『Not Found』イズムを引き継いでるなあと思うんですが、カメラの映し方だけでそこを見せてくるところが本当にシュール。
いつかXXX版のおじさん集出そう(笑)
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「その声の結末」
隣人の声に影響を受けたのかと思いきや、未来の自分達の声を聞いていたという展開が面白い。
部屋に憑いているのかと思ったけど、声を聞いて以来彼女の様子がおかしくなったことから、カップルの女性側に憑く何かだったのかなあ?
結局隣の声が自分らのものだとすると、映像に映った女性が何者だったのかは分からないままでしたね。
「煙草の臭い」
霊側に同情してしまう胸糞という珍しいタイプ(笑)
正直もっと怖い目に遭うべきだと思わせてしまうぐらいにクズ度パない。
「付着物」
曰くのある場所ではなく、その帰り道に映ったというのが嫌な感じですね。
更にオカルト好きじゃない方の友達が狙われたのもかわいそうだし、最後の足の写真までに1ヶ月以上かかってるのもいやらしい。
映像はそこまで怖くないんだけど、憑き方が何か気持ち悪いなと思った。
「夜の騒ぎ」
高尾山というだけで関連付けるのは少し無理があるのでは…?
それともこれは伏線で、まだ「家族の食卓」を擦り続ける予定なのだろうか(笑)
赤ランプ越しに近付いてくるのは少し怖い。
「アルプス一万ジャック」
正直何度もUターンできる場所あった(ベンチの所とか)し、ナビの電波がどうのとかツッコミどころは満載だったんですが、迷い込んだ場所で聞こえる歌声、異形の存在、「十二様」など好みの要素もたくさんあって面白かった。
車に衝撃がなければあそこで停まらなかったと思うから、一番十二様の影響力が強いとか、あの場所に意味があったのかなあ?
ただ彼女が崖近くで急に消えたりしたら、旅館の心配よりもっと何かリアクションあるだろとは思ってしまった(笑)
「鬼国」
過去からの手紙って良いですよね~!
正直十二様との関係性はいまいちピンと来ないけど(そもそも近いというだけで同じ場所でもないっぽいし)、黄ばんだ手紙に不気味な映像というだけでホラー好きは喜びますからね(笑)
ポケットの中で撮れた映像の方の女性の顔が「アルプス一万ジャック」の彼女さんに見えるんだけど、そこは関係ないのかなあ?似ているだけ?
十二様についてもう少し深堀りされていたらもっと面白かったかも。