前作『呪われた心霊動画 XXX 2』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『呪われた心霊動画 XXX 3』を観ました!
2016年製作。
6つの心霊映像集。
なかなか面白い題材(シチュエーション)が多く、他の作品にはない展開をしていったりする良シリーズだと思います。
ただ今回はちょっと映像が弱かったかなあ?それよりもストーリーに力を入れている感じがしました。
検証などはほとんどないので、分からないものは分からないまま終わるんですが、若干無理やりな誘導の印象を受ける映像もあった。
正直こういう結末にしたいという流れがあるならしっかり掘り下げて欲しいし、それがないなら分からないからこその怖さを残して欲しいですね。
とはいえ、ここ10年ぐらいの間だと怖さ上位に必ず入るシリーズだと思うので、何度も観てしまう面白さはある。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「告白の相手」
これ友達に相談していなかったらどうなっていたんだろうと思うと怖い。
霊って好意を持たせて取り憑くみたいな話はたまにあるけど、告白の呼び出し受けてその公園まで一緒に来ているところが面白かった(笑)
「実話怪談本に載っていた話」
前に読んだ実話怪談が後日本当に起こったという二段構成は良かった。
ただ映像以外は本人談を信じるしかなく、仮にその本に電話番号が載っていたとしても覚えているか?など苦しい部分も多い。
「紙幣の番号」
シチュエーションが良い。
若くてお酒も入っていたらノリで電話しちゃうってありそう。
肝心の霊は目だけで分かりづらいんだけど、上からだからあれぐらいで十分かも。
「影が行く」
友人のノリが寒すぎるのと、影が分かりづらい、そして謎の誘導となぜかこれだけひどい出来。
笑わせたいのか怖がらせたいのか感動させたいのか、全てがブレブレである。
「家族の食卓」
今作で一番怖かった。
リフトの方の映像は立っているだけで(むしろそれだけで憑く?ってぐらい)弱いんですが、後日友人が家を訪ねた方の映像が不気味過ぎる。
特に何か映るってわけじゃないのに、楽しそうな家族団らんの声と、今まさに食べていたような食卓の様子がやけに怖い。
あと母子が父親役を捕まえている感じが嫌。
「死に際のアッコさん」
映像的なインパクトは一番あるんだけど、警告付きのわりに何度も似たような場面撮られているし、正体不明ならまだしも「それじゃん」っていう事象が起こっているわけで。
怖いというよりかわいそうという気持ちの方が強くなってしまった。