前作『賃走談 1号車』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、『賃走談 2号車』を観ました!
2014年製作。
前作同様、タクシーにまつわる怖い話を4話収録。
タクシーという縛りがある以上、2作目にしてもうちょっとネタ切れかなあ…?
正直タクシー関係なくない?って感じの話も少し…(´-∀-`;)
でも前作よりホラー的な怖さは増したように感じました。
1作目はタクシー奇談という感じが強かったけど、今作は霊的な怖い演出も多かった印象。
ただもう続編は厳しいかなあ?
ネタ切れ感は否めないけど、やっぱり短編としての安定した面白さはあると思うので、オムニバスホラー好きさんにはオススメの1本です♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「帰ってきた女」
オーソドックスな話だけど、タクシーから降ろした後の展開まで描かれているのが今作ならでは。
だからこそ元カレ視点で終わってしまったのが少し残念でした。
これだとタクシー運転手が霊を運んでいる描写を長くしただけのあるある話なので、『賃走談』らしく最後まで運転手が絡んで欲しかった。
「チイちゃん」
普通亡くなった従業員の情報をこんなにベラベラ教えてくれないだろ!というツッコミはさておき(笑)、内容自体はそこそこ怖かったように思います。
命日になると黄泉の国に連れて行こうとさまよっているタクシー。
窓のところからリボンを見せてくるところが不気味で良かった。
「くりかえす最後の記憶」
ループ系のお話。
正直タクシーはあまり関係ないように思うし、ホラーとしてはそこまで怖くもないんだけど、美容師が犯人というのが人怖として普通にヤバい。
美容院だとたぶんカードを作ったりで住所を書いてるだろうし、こっそり鍵盗まれてるのが本当に怖い…。
「怪談タクシー」
タクシーの運転手さんが幽霊に本人がモデルの怪談を語るお話。
夜に面接があるとかスカイツリーを知らないとか、途中で乗客の正体は分かってしまうんだけど、それでも構成力なのか?最後まで面白く観れました。
運転手さんが淡々としているのも良かった。
最後の「たすけて」も絶叫とかでないのが逆に切ないですね。