こんにちは、みくろです。
先日、映画『テケテケ』を観ました!
2009年製作。
大島優子さん主演。
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高校生の可奈は、親友・綾花の恋を手助けするため、中学時代のクラスメイト・内海とのセッティングをする。
しかし何の共通点もない事に不安を感じた綾花が可奈も一緒に同席するよう頼んだため、3人で下校することに。
その頃、ある女性が胴体を真っ二つにされて亡くなっていたという事件が話題となっており、内海によるとテケテケの仕業じゃないかという噂もあるらしい。
半信半疑で聞いていた可奈であったが、翌日、胴体を真っ二つに切断された綾花の遺体が発見され…。
私の中のテケテケは『学校の怪談』のアレのイメージが強いんですが(笑)、今作のテケテケが本来の姿なんですよね。
都市伝説の内容もふわっとしか知らなかったので、ただただ理不尽だなあという印象。
でも映画としてはストーリーや人間関係などもしっかりしていて、起承転結分かりやすく、胴体が真っ二つになるシーンなどは迫力もあってホラーとして面白かったです。
一応今作がテケテケの発祥を探る感じで、呪いに関しては続編の2で完結するのかな?
大島優子さんの演技は本当に自然で観やすいですね。
テケテケの動きはちょっと笑ってしまうところもあるんだけど、ホラー映画としては一定以上のクオリティーだと思うので、気になる方は是非チェックしてみて下さい♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
テケテケがあのような姿になってしまった理由やなぜ陸橋に出るかは分かるんだけど、ターゲットになる人間の条件が「赤い物を身につけている」というのが理不尽。
正直そんなの知らんがな!だし、仮にその場を逃げ切れても72時間以内に死ぬというのもまた理不尽。
まあこういう都市伝説ってこの理不尽さやむちゃくちゃ感が怖いものだけど、こちらの理屈が全く通じない分、あちらの理屈で考えたら「え、そんな事で?」みたいな解決策があったりするんですよね。
ただ今作は解決できたようで実はできていなかったというオチなので、その部分は続編に期待。
テケテケの伝承自体は怖いんだけど、やっぱりビジュアルとして見るとどうしても笑ってしまう…(^^;)
特に高速で動いているところなんてギャグじゃん!と思うんですが、かといってゆっくりだとテケテケにならないですし、映像化のジレンマを感じますね…。