こんにちは、みくろです。
先日、映画『真ひきこさん』を観ました！
2009年公開。
『ひきこさん』の続編らしいですが、ストーリーに直接的な繋がりはありません。
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さやか、まさひこ、ヒロ、あかねの4人は、小学生の頃に同級生であったかつおの家を訪れる。
先日事故で亡くなったかつおが4人の名前を手紙に残していた事から父親が連絡してきたのだが、さやか達は全員かつおの存在を忘れていた。
かつおだけでなく小学校時代の記憶がすっぽり抜けている4人、徐々に思い出す中で、更にもう一人行方不明になっている同級生がいる事が判明する。
ある事件をきっかけに記憶喪失となっていると知った4人は懸命に思い出そうとするが、かつおは「思い出すな」というメッセージも残していて…。
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先日「ひきこさん」の別作品を観たので、同じ題材の今作も観てみました。
過去にいじめを受けていたひきこさんが化け物となって人間を引きずり回すというところは共通で、今作は更に「子ども時代にひきこさんを観た人が大人になるとどうなるか？」が主軸のストーリーでした。
正直怖いのは最初の小学校時代だけで、あとは結構ひどいです（笑）
説明的な台詞や取って付けたような芝居が多いんですが、それでも子ども視点だと十分怖い作品になったかもしれないので主人公らを成人させてしまったのが残念。
ストーリーもいまいちスッキリしないんだけど、「ひきこさん」が好きな人なら冒頭だけでも観ると面白いかもしれません。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
これはかつおが悪いと思う（笑）
かつおがどういうきっかけで思い出す事になったのかは分からないけど、彼が「思い出すな」とか4人の名前を書かなければさやか達が思い出す事はなかったわけで。
ただ、いくら記憶喪失といっても事件の切り抜きを見た程度で徐々に思い出すなら、家族とか昔の写真とか、何かしらをきっかけに思い出すような気もしますよね。
昔ひきこさんをいじめていた男性らも話を聞きさえしなければ思い出さなかったわけで、そういう意味では口伝がしっかり効いている都市伝説というか、誰かを救おうと熱心になればなる程ひきこさんが広まるシステム（笑）
最初の小学校時代のシーンは怖くて面白かった。
学校に入ってきて追いかけられて、理科室のロッカーや棚にみんなで隠れるってホラーとしては最高のシチュエーション。
ずっと子ども時代であれば良かったのに、何年も経っているのにかつおの遺影が昔のままだったり、「なぜ今？」みたいな点が多くて気になった。
