こんにちは、みくろです。
先日、映画『こわい童謡 表の章』を観ました!
2007年製作。
表の章から数週間後に公開された『こわい童謡 裏の章』とセットの二部作です。
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全寮制のお嬢様学校に転入した彩音は、友人の誘いで合唱部に入部した。
気楽な部活だと聞いていたのだが、顧問が変わってから鬼のような特訓が続く日々。
かつて卒業生がこの歌でコンクールに優勝したという童謡を課題曲にし、「かごめかごめ」や「とおりゃんせ」を練習していた。
しかし、練習中以外でも童謡が聞こえたという女子生徒らが次々と変死…だが、それは彩音にしか見えず、ただの行方不明として処理されてしまうのであった。
表の章は「事件編」らしいので、正直今作だけでは何が原因なのかは全く分かりません。
でも逆を言えば解明に時間を割かなくてもいいので、ひたすら怖さに特化していたのが良かった(^O^)
私もまだ裏の章は観ていないんですが、そちらは「謎解き編」だそうで元凶がしっかり分かるみたいです。
二部作なので裏まで観ないと全体的な評価はできないけど、表だけでもホラー映画としてはなかなか良かったなと思います。
ただやはり訳が分からなくてモヤモヤはするので、裏の章に期待…!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
まず普通に童謡が怖い(笑)
おそらくあのレコードは卒業生たちも使っていた伝統の物だと思うけど、あの盤が問題あるのかなあ?
おかしくなった女子生徒らの共通点は「異性関係」だと途中まで思っていたんですが、それだと4番目の「ひらいたひらいた」の子と、最後に全員が倒れた理由が分かりませんよね。
彩音の担任の男子教師が怪しいけど、さすがに全員と関係を持つのは難しい気も…。
それがなぜ童謡と関係があるのか、彩音だけが見える理由も謎。
最初の子の死だけ周りも認識しているのが気になっていて、その子が呪い(?)のきっかけだとするとトリガーは「妊娠」ですよね。
昔トイレで産み落とした子がいるみたいな噂もあるようなので、元凶はおそらくその昔の女子生徒、自分と同じように妊娠した子をきっかけに殺しまくる…だと無理があるかな(-_-;)
ホラー映画としては演出が凝っていて雰囲気も良かったです。
一人一人の死に方も、ボソボソと童謡を歌っているのも怖かった。
映像としてもインパクトのあるシーンが多かったので、「事件編」としては良作だったと思います!
「謎解き編」の裏の章についてはこちら↓