こんにちは、みくろです。
先日、映画『絶叫』を観ました!
2012年公開、14話からなるオムニバスホラー映画。
タイトルの通り、作中の登場人物たちが絶叫する怖い話がてんこもり。
幽霊系も一応あるんだけど、結局はほとんどヒトコワに終結するお話が多かったと思います。
正直役者さんの演技が微妙で怖さも半減でしたが、ストーリーや設定としてはゾッとするようなお話もいくつかあって良かったです。
1話5分程度という短さなので見やすいと思いますし、さくさくいろんな話を楽しみたい人に向いてる作品だと思います♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
作品数が多いので、いくつか印象に残ったお話について書きますね。
「洗濯」
第1話なんですが、これを観たら今作がどういう系統の怖い話なのか分かると思います。
幽霊か?ヒトコワか??そっちかー-!みたいな(笑)
『Not Found』シリーズに出てきそうな題材というか、絶妙なエグさでした。
「髪の長い女」
ビジュアルが一番怖かった。
覗き穴から見たところの演出もすごく良かったです!(この映画で唯一ドキッとしたシーンw)
最後まで女の目的は分からないけど、室内で目の前に来るまで見つからずに動けるとも思えないので、生きてる人間ではない説もありますね。
「登校拒否」
これ実はストーリー的に一番怖い話だったんじゃないかと思います。
部屋に入ってすぐ気付かんかね?とかいろいろツッコミどころはあるんですけど、あれって一家心中で娘だけ紐が切れて失敗してしまったという事ですよね…。
最初は親を殺してしまったのかと思ったんですが、それなら前の「ルームシェア」での同居人殺しとネタが若干被ってるし、ミスリードがうまかったです。
紐を持って座っている娘の気持ちを思うと…短いながらも結構胸をえぐられる話でした。
「同窓会」
役者さんの演技が棒読みすぎて一番ひどかったんですけど(笑)、設定だけはめちゃくちゃ怖い。
これって全く知らない人が同窓会に紛れ込んでて、同級生のフリして家にまで上がり込んでいたって事ですよね。
ただ、これって元の細井くんの情報をある程度は知っていないと無理なので(見た目も似ているようだし)、お金の貸し借りどころじゃないイジメがあって、恨んでいる家族とかの線もあるのかなあ?
関係性が全くなく、理由のない人殺しだったら普通に怖い。
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総評として、めちゃくちゃ短いのでサクサク楽しめるという点で良いオムニバスホラーでした!
2もあるようなので、そちらも観てみたいと思います(=゚ω゚)ノ