前作「呪われた八編」はこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、『ぞくり。怪談夜話~七人の呪われた少女たち~』を観ました!
7話からなるオムニバスホラー。
副題の通り、女性がキャーー!となる話が多いです。
ヒトコワから心霊までジャンルは幅広い印象。
心霊かと思ったらヒトコワだったり、その逆もありで、意外とオチまでしっかり話が作られているなと思いました。
前回よりもシチュエーションが怖いものは増えた気がする。
心霊よりもヒトコワ好きな方によりオススメしたいシリーズですね。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
話数が多いため、特に印象に残った作品について書きます。
「二次会」
ヒトコワの定番って感じの話だけど、何より上司の絡みがきつい(笑)
心霊やら食人よりよっぽどこっちの方が怖いです(´-∀-`;)
この手の話でいつも思うのは、同じ居酒屋で働いている女性が次々と行方不明になっていたらさすがに怪しまれないかなあ?ということ。
まあそんなツッコミしてたらキリがないんだけど、ちょっと設定がザルかなあとは思いました。
「嘘」
訳が分からない怖さがあった。
おそらくジャンルとしては「怖い話をしていたら本物を呼んじゃった系」だと思うんですが、それにしても唐突すぎて…!
短いホラードラマには余計な説明がないのは良い手法だと思うので、この意味の分からなさや理不尽さが逆に良かったと思います。
「ストーカー」
いろんなヒトコワが詰まってましたね(笑)
短いながらも二重三重のオチがあってストーリーがしっかり練られてました。
ストーカーされていた女性も途中までは本当に生きていたのかな?
いつからストーカーしていたかは描かれていなかったと思うんだけど、最初から霊だったのなら見つけて欲しくて出てきていたのかもしれないですね。
「DVDプレーヤー」
これは結構怖かったです。
中古のDVDプレーヤーを買ったら「点検に来ました」って女がやって来てドライバーで目をグリグリされるって設定がものすごいですよね(笑)
事象自体はちょっとぶっ飛び過ぎてて笑えるんですが、声の感じが良かったですね~怖い!
「点検に来ました」って台詞も訳分からなくて、DVDプレーヤーが関係しているのは間違いないと思うんだけど、動機が全く不明で理不尽。
考察するとしたら、DVDプレーヤーの元の持ち主を好きな女性が、点検という口実で家に入り込んで殺したとか、逆に殺されたとかそういう感じ…?
それでも意味分からない話ですよね、でも怖い(笑)