こんにちは、みくろです。
先日、『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~』を観ました!
劇場版ほんとうにあった怖い話シリーズの一環なのかな?
実際のお笑い芸人さんが役者として、実際にあった怖い話を再現するオムニバスホラー(全3話)です。
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お笑い芸人の綾野晃司は、昨今のブームもあってか、プロデューサーより事故物件に住むことをオファーされる。
中途半端な霊感がある晃司は躊躇するも、売れるチャンスと思い、詳細不明な事故物件に住むことを決意。
入居初日からなんとなく不気味な雰囲気を感じ、特に収納スペースからは異様な気配が漂う。
それでも仕事だからと懸命にカメラを回す晃司だったが、背後に見知らぬ女性が映り込み…。
正直芸人さんなので、演技の方はお世辞にもうまいとは言えません(^_^;)
ただ、だからこそリアルに感じるという部分はあって、ふとした会話シーンなんかは逆に日常感が出ていたというか、実話をもとにしているという映画にはむしろ良いのかなと思いました。
内容も演出もそこまで怖くはないので、芸人さん目的とか、普段ホラー映画を観ない方や怖いの苦手って人でも大丈夫だと思います。
今は4ぐらいまで製作されているのかな?シリーズ化されているようなので今後も気軽に観ていきたいです♪
ネタバレあり考察
※以下、ネタバレ含みます。
オムニバスホラーということでそれぞれ20分程の全3話。
実話をもとにしていると言いながら全て同じ部屋だったので、部屋は映画オリジナルで芸人さんの体験がメインなのか、部屋そのものがヤバいという話なのか、正直どちらに対しても中途半端な印象は否めませんでした。
おそらくその部屋がヤバいという話なんだと受け取ったんですけど、それなら各芸人さんが体験した怪異にもう少し繋がりがあっても良かったかなあ?と思います。
というのも、最初の話では女性の霊に襲われて、次の話は人形が怖い系、最後は住んだ本人が憑依なのか影響を受けた話、元凶は同じかもしれないけど、起こる事象が違いすぎて混乱してしまうんですよね。
最終的にその部屋が事故物件になってしまった理由は分かるんですが、最後の話の説明にはなっても前2話の事象については???と疑問が残ってしまう。
おそらく体験談はそれぞれ別物で、映画では同じ部屋で繋がりを持たせましたって事なんでしょうけど…。
あまりそういう事は気にせずに表面的な部分だけで楽しむのが正解なのかもしれませんが、だとしたら部屋は変えた方が完全に別の話としてスッキリできたのでは?と思いました(´・ω・`)
最初の綾野くん以外は普通に住んでるはずなので、家具がなさすぎるのも気になりますしね(笑)
実話だということを考えなければ、最終話がやっぱり一番怖かったです。
ツッコミどころも多かったですが、何だかんだ言ってこういうオムニバスホラー大好きで楽しめるので、次作以降もチェックしていこうと思います!