こんにちは、みくろです。
先日、ドラマ『戦慄ショートショート 恐噺(コワバナ)』を観ました!
ショートショートというと個人的には5分未満の本当に短いお話のイメージなんだけど、1話10分ちょっとで全5話のオムニバスホラー作品です。
よくある幽霊譚から人怖、ちょっと良い話?までいろんなジャンルを取り入れている印象。
結構シリーズ化しているようなので、これから観ていくのが楽しみです(^O^)♪
正直怖さは控えめなんだけど、作品全体に漂う不気味さは良かった。
この手のオムニバスホラーや邦ホラー好きな方なら楽しめると思うのでオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「自撮り」
これも理不尽系になるのかなあ?主人公はただ家で自撮りしていただけですもんね。
事故現場を目撃したわけでもなく、ただ近くに住んでいただけで…(-_-;)
正直自撮りを友達と送り合うのがよくある事なのか分からないけど、SNSに載せたりとか含めるとかなりの人が毎日撮っているはずだから、タイミングによっては何か写る事もありそうで怖い。
「気をつけて」
何を伝えたいのかいまいち分かりづらかったし、何より主人公の女性が自己中過ぎてただただ不快でした(笑)
私は見えるようになったからもう安全ですというのも謎理論で、元から霊感ある子は小さい頃からの経験で危機回避できるようになっているわけで、見え始めた直後の人とか一番危険なのでは?と思いました。
「見える女」
これは人怖でしたね。
いつか墓穴を掘りそうというより、当初の目的が関係なくなっている時点でやっぱり何か良くない方へ引っ張られているんでしょうか。
そういう職業の人でもない限り、一般人で「私霊感あります」と大々的に公言する理由は目立ちたい以外にないと思うので、そういう人は要注意な気がします。
「もうひとつの声」
設定はなかなか面白かったけど、お母さんの言動がよく分からなかったですね。
息子二人に同じ話をするのがそんなに苦痛か?と思うし(そもそも最初に話した方にもう片方へ「伝えといてね~」じゃダメなのか?)、粘土とか不穏な要素の回収が不十分だったように思います。
オチを見ると声の主は死んだ父親じゃなかったような気もするし、わざとなのかそういう役者さんなのか、お母さんの棒読みもすごかったですね( ˘ω˘ )
「黒い男」
黒い男が影とか明らかに異形の者という感じではなく、ただの普通の黒塗りのおじさんだったというのが逆に不気味だったかもしれない(笑)
最初に甘い蜜を吸わせるというのもやり方が汚い。
小学生ながらの醜い嫉妬の描写など、粗削りではあるけど意外と好きな話でした。