こんにちは、みくろです。
先日、映画『ぼのぼの クモモの木のこと』を観ました!
2002年公開、全編フルCGアニメーションの映画。
ぼのぼの達の毛のフサフサ感までCGでしっかり表現されています(笑)
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森のどこからでも見える丘の上には、クモモの木と呼ばれる不思議な木があった。
言い伝えによると、クモモの木の下にいると、悲しいことや辛いことを忘れることができるという。
大事にしていたコゲトリ虫がいなくなってしまったぼのぼのは、その悲しさを忘れるためにクモモの木の下へ行くことにした。
しかしそこには先客がいて、その子はいつ見てもクモモの木の下にいるのであった。
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ぼのぼのの独特な世界観だからこそ描ける物語、あったかいような切ないような、単純に「良い話」と言えないところがやっぱり好きです。
手放しにハッピーエンドとは言えないし、かといってバッドエンドでもない、ただ事実が淡々とあって、それをぼのぼのを通して見た各個人がどう思うかに任されてる。
誰視点で見るかによってだいぶ印象も変わる話で、スナドリネコさんの言葉にハッとさせられたり、実はぼのぼのが一番真理に近かったり、やっぱりいがらしみきお先生は天才だなあと…( ˘ω˘ )
現在はU-NEXTで観ることができますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい♪
思い出したいこと
※以下、クモモの木のネタバレあります。
クモモの木は悲しいことや苦しいことを忘れさせる不思議な力があると言われているけど、実は忘れていることを思い出させる力もあるという物語でした。
嫌な思い出を忘れてしまいたいと思ってる人はたくさんいるだろうけど、何かを思い出したいと思っている人はどれぐらいいるだろう??
そもそも思い出すということは現在忘れているわけなので、何を思い出したらいいのか分からないですよね(^_^;)
辛い経験と同じぐらい楽しかったり嬉しい経験もしているはずなんだけど、人間って嫌な思い出はずーっと覚えてるのに良い思い出はどんどん忘れちゃう。
嫌な思い出はフラッシュバックで唐突に頭に浮かんだり夢に出てきたり、定期的に記憶に上書きされていくから忘れないし、何なら嫌な思いがどんどん誇張されていく。
だから定期的に嬉しかった記憶を思い返していれば逆になるはずなんですが、それができたらいろいろな面で楽になるかもしれないですね(*´ω`*)
私も忘れたい~~!より思い出したい~~!を実践してみようと思います。