こんにちは、みくろです。
先日、『Not Found 外伝 いま、霊に会いにゆきます』を見ました!
Not Found外伝 いま、霊に会いにゆきます [DVD]
Not Foundシリーズの外伝ということで、過密スケジュールの中「すごい心霊映像を撮ってこい!」と言われた古賀ディレクターと杉本さんのいつものコンビ。
ネタに困った二人が「自分は幽霊です」とメールしてきた男の元へ取材に行ってヤラセ動画を撮ろうとしたら…というお話です(笑)
このシリーズは本当に怖い動画や過激な映像も多いんですが、どちらかというと今回のような真面目にふざけた企画に需要があるんじゃないかなあ?と思います('ω')
実際に自称幽霊の男に会いに行くと、見た目も言動もいたって普通の生きてる人間で、むしろギャラをせびったり、タチの悪いホームレスなのでした。
この設定はすごく好き(笑)
時間のない撮影スタッフは、苦肉の策ながらこの男を本物の幽霊に見立ててヤラセ動画を撮ることに。
しかし、徐々に男の言動がおかしくなっていき…という内容。
自称幽霊のおじさんに会いに行くという流れはめちゃくちゃ好きなんですが、だからこそオチが残念でしたね。
普通のおじさんの映像を流し続けるというのも変かもしれないけど(笑)、最後は何とかならなかったのかな~(><)
直接的な何かより、おじさんが行方不明になった後に別の人からの投稿映像で正体が分かるとか、間接的に知ることになった方が怖かったのでは?
万人受けはしないと思いますが、Not Foundシリーズが好きな人にはオススメです♪
特に変なおじさんシリーズ(カッパおじさんと忍者おじさんは最高でしたね)のファンは楽しめると思います(笑)
そもそも幽霊の定義って
今回の外伝、内容はどうあれ、「幽霊とは何ぞ?」という単純でありながら意外と深いテーマがあったところが好きです。
自称幽霊のおじさんは自分が幽霊だと主張するが、どこからどう見ても普通の人間。
でも逆におじさんは「では、あなたが人間だという証明はできますか?」と聞いてくるわけです。
うっ…答えられない…(笑)
幽霊が透けていたり、足がなかったり、怖い見た目をしているのはあくまで生きている人間のイメージであって、本当はごく普通に生活したりご飯を食べたりしているかもしれない。
なかなかそうは思えないけど、かといって違うという証明もできないんですよね。
だから「自分は幽霊です」と言い張ってる人を否定するって意外と難しいのかもしれないなと思いました(´・ω・`)
霊感のある人にとっては普通の人間と変わらなく見えるといった話もよく聞くし、怪談師の匠平さんだったかな?も「幽霊見たことないって言い切れますか?」とおっしゃってましたね。
そういう意味では幽霊の定義ってすごく曖昧なものだなあと改めて思った回でした。