こんにちは、アラサー子なし専業主婦みくろです。
先週『キャビン・イン・ザ・ウッズ』といホラー映画を観ました!
このタイトル、同じくホラーの『キャビン』という映画の原題と一緒らしく、パクりと勘違いされやすいそうなんですが、こちらの原題は『Resolution』で全く関係ありません(邦題には問題あるけど)。
Resolutionは「解決」とか「決意」って意味ですけど、この映画のストーリー的には「結末」だと思います。
薬物に溺れてしまった友人を助けるために、1週間小屋にこもって薬を抜かせることにした主人公。
更生施設に入ることを承諾させたくて強引に監禁することになるが、その小屋は友人が不法占拠していた場所、次々に不気味な現象が起きはじめ……というストーリー。
この映画のうまいな~と思ったところは、友人は更生できるのか?と依存治療の過酷さにクローズアップしたところで全く関係ない不気味なことが突然起こるところ。
ちょっとヒューマンドラマめいた部分もあって、そっちに意識が集中しかけると「ホラーだよ~」と突き戻される感じ(笑)
結末には賛否両論あると思いますが、個人的にはこういう最後までよく分からない系って好きです。
はっきり解決してスカっとするのもいいけど、「分からないのに怖い」ってリアルに近い恐怖感かな~と思うんですよね(゚∀゚)
兄弟作?があるらしく、セットで観ると世界観がもっと分かりやすくなるそうなので、そちらも観てみたいなと思います!
想像するのが楽しい作品もある
今回の『キャビン・イン・ザ・ウッズ』もそうなんですが、何が起こっているのか分からない、説明がつかない、"不条理さ"をテーマにした映画ってホラーに限らず結構ありますよね。
この手の作品は好き嫌いがかなり出てしまうので、「はっきりしないのはモヤモヤして嫌!」って人には向かないんですが、雰囲気を楽しむのが好きだったり、所謂「行間を読む」のが得意な人にとってはたまらないジャンルだったりします。
私もそうで、どちらかというと白黒はっきりつくタイプよりこういう訳分からん作品の方が映画にしろ小説にしろ好きかもしれません(*^^*)
その場じゃ理解しきれなかった部分も、あとから突然ふっと分かったり、他人の考察を聞いて「なるほどそういう解釈もあるのか~」と勝手に納得したりしなかったりするのが楽しいんですよね(笑)
幽霊にしろ宇宙人にしろ原因がはっきり分かると怖くなくなるってよくありますし、人間の恐怖の根源は「理解できないこと」「分からないもの」なのかもしれません。
その理屈だと怖いと感じるものはとことん調べたり思いきって飛び込んでみるっていうのも克服手段の一つですよね。
でも「知らぬが仏」とか知ってしまったからこそ怖い!っていうのもあるよね?人間って複雑だなー(´・ω・`)