こんにちは、みくろです。
先日、映画?『現代怪奇百物語 怪談短編集』を観ました!
2022年公開、全10話のオムニバスホラー。
私は今作が初めてなんですが、『現代怪奇百物語』シリーズとして元々他に二作あるみたいですね。
1時間50分と収録時間もなかなか長いので、じっくり鑑賞したい方向け。
内容としては何系になるのかな~少なくとも一般的な心霊ホラーや人怖とは違う気がします。
正直普通の怖さを求めている人は楽しめないかも…?(;'∀')
かなり独特な雰囲気なので、B級ホラー好きで笑って楽しめる人向けかなあ?全部が怖いというより、特定のインパクトあるシーンに全てをかけてます!という印象を受けました(笑)
話数も多いので、B級ホラー好きならどこかで必ず刺さると思います!
話の内容よりも視覚的な衝撃(グロではない)が多めなので、そういうホラーを求めている方には特にオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
話数が多いため、印象に残った話について書きます。
「訪問者X」
意味が分からな過ぎて逆に怖くなるタイプのお話。
ジャンルとしてはSFホラーになるのかな?こういうのって分からないからこそ怖いと思うので、意外と短編に向いてるのかもしれないですね。
主人公は何を見てしまったのか?
話の内容よりもこの作品を撮ろうと考えた監督さんが一番怖い(笑)
「魔ネキン」
個人的ベストはこの話かな~一番面白かったです。
なぜ道端に落ちてたマネキンを持って帰ったのかが最大の謎だけど(笑)、この時点で呼ばれていたか、何か感じるものがあったのかもしれないですね。
マネキンが動くとか喋るとかはよくあるけど、攻撃方法が頭突きなのが意外と怖かったです(笑)
起承転結が分かりやすかったのも良かった。
「令和四谷怪談」
本当の四谷怪談はたしか男性が浮気するけど、令和ということで(?)女性側が浮気をして関係者が死んでいくというお話。
話の内容よりも、旦那さんの怪演が良かったですね。
たくさん飲んでしまったのは中毒になっていたのか?突然笑い出して「かゆいかゆい」言ってる姿は異様で怖かったです。
「血塗られた貴婦人」
これね~~~~~面白いか面白くないかでいうと、はっきり言って面白くはないんですよ。
でも途中でBGMが変わるところとか、最後に貴婦人が燃え溶けるシーンとか、B級ホラーとしては最高に面白くもあるんですよね(笑)
絶対に万人受けはしないんだけど、令和になってもこういう作品は失われないで欲しい。