こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『ほんとにあった!呪いのビデオ 特恐編』を観ました!
2020年製作。
6つの映像(1つは前・後編あり)収録。
ほん呪90などの監督であるマキタカズオミ氏が手掛ける本作、ぶっちゃけ構成もナレーションもいつものほん呪シリーズと同じなので、良く言うと変わらず楽しめる、悪く言うと全く変わり映えしません。
普段と違うところはスタッフによる検証がないところで、それ目当てでシリーズを追っている人は逆に物足りないかもしれない。
ただ映像を見ながら体験者が当時の事を語るというスタイルだったので、そこは今までにない目新しさがあって良かったと思う。
映像自体もそこそこ怖かった。
心霊特化で人怖やグロ要素がないところはいつものシリーズ通りなので、ほん呪が好きな人なら楽しめる作品だと思います!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「ハイキング」
女の子達が不気味な男を見つけるタイミングとか、距離感が自然で良かった。
ただ白装束が真っ白過ぎてあまり怖く感じないのと、首が落ちたといってもすぐにカメラのアングルが変わってしまって分かりにくい。
「機材チェック」
かなり意味深に顔を怪我しているのに、そこに一切触れないところがじわじわきた(笑)
映像としては顔の見にくさが絶妙で良かったですね。
たしかに笑っているようにも見えるけど、そこまではっきり映っているわけじゃないところが逆に怖かったと思う。
「グラスボート」
こちらははっきり映り過ぎててドキリとする。
手と顔の位置からバラバラになってしまっている感じが想像できて、飛行機事故という背景も考えると怖い。
顔の動きもこちらを意図して見ている感じもなく、ただ流れに任せて海を漂っている死体感があった。
「移動する影」
こういう女性の集まりにおじさんが映り込んでいると、怖いというよりも何だか図々しさみたいなものを感じて腹が立ってしまう(笑)
見方もちょっとスケベそうで気持ち悪い!
「遊び場」
映像としては一番怖かった。
女の子の動きもそうだけど、何より顔が『不安の種』のオチョナンさんみたいで恐ろしい。
「トンネルの先」(前・後編)
このまま友達が行方不明になって…というオチかと思ったら、撮影者側が倒れていたというのが不思議。
トンネルの先に自分達の車があるのはめちゃくちゃ怖いですね。
ただ普通に戻れるし、元の場所に本当の車もあったわけで、友達も撮影者も無事だったという話だから「不思議だね」という感想以外は思いつかない。