前作『恐い動画 限定解禁6』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『恐い動画 限定解禁7』を観ました!
2014年製作。
今作も住倉カオスさん監修、各映像に対するご本人の解説付き!
このシリーズの良いところは、映像が撮られた場所や環境がリアルなとこ。
撮影者の行動があまり不自然ではないというか、普段の生活にふと入り込んできた怪異という感じが良いですね。
その分ちょっと似たような映像が多くなりがちで、特に車中ネタはシリーズ通して目立つ。
ただ今作は霊の顔が今までのタイプとは違ったので面白かった。
住倉さんの解説が少しあるぐらいで検証はないので、純粋に心霊映像を楽しみたい方向け。
逆に深堀りして欲しい人には向かないシリーズかも。
淡々と単発映像を見ていくこういうスタイルも嫌いじゃないんですが、パッケージのおじさんだけは笑ってしまう…(笑)
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
本数が多いので、特に印象に残った映像について書きます。
「好奇心の代償」
遠くから手を振っている系って怖いですよね。
だから最初の部屋で手を振る黒い影を見つけたところは結構怖かった。
ただ実際その場に行ってみるとかは完全に蛇足かなあ。
肝心の霊自体はかなり不鮮明だし、呼んでいたっぽいわりにアクションも弱い気がする。
「おぞましい隣人」
ほとんど動きのない映像だし、事象自体はそこまでインパクトがあるものでもないんだけど、なぜだかめちゃくちゃ気持ち悪い。
その日から隣の音がしなくなったというのも不気味ですね。
「死体の降る廃墟」
あまり見たことのないタイプで面白かった。
これは真偽がどうとか考えずに、ただただ怖っ!て楽しむのが正解かも。
降ってきているのは本当に死体なのかなあ?
死体だったらもうちょっとグニャって感じになったり、あんなに真っすぐ降りてこれない気もするんだけど。
「自殺者との面会」
今作で一番怖かった。
何が怖いって、これを投稿しようと思った撮影者たちですよね。
百歩譲って自殺した友人の供養のためだとしても、明らかに苦悶の表情だし、これを世に広めることが彼のためになるのか?と疑問。
この表情で映り込んできているところからも、この撮影者たちと何かあったのではと勘繰りたくなる気持ち悪さが心霊映像としては良かった。