こんにちは、みくろです。
先日、映画『犬神家の一族』を観ました!
2006年版です!
原作も読んだしこの映画も観たことあるはずなんだけど、きれいさっぱり忘れていたので初見の気持ちで楽しめました(笑)
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財界の大物である犬神佐兵衛が、那須の自宅で死去した。
遺言書は顧問弁護士である古館に預けられており、相続に関わる一族全員が揃ってから発表されることになっていた。
長女である松子の一人息子・佐清は戦争に行っており、その復員を待って開封することとなったが、戻ってきた佐清は顔に大怪我をしてマスク姿であった。
彼は本当に佐清なのか?とんでもない遺言の内容とは?
原作は1970年代の作品ですが、今観ても面白いというのが横溝正史のすごさ。
金田一耕助シリーズは何冊か読んだことあるんですけど、一足早く推理小説ブームになっていた海外や江戸川乱歩などの日本作家から繋いで、間違いなく後世の文学界に良い影響を与えた人物だと思います。
私も祖父にオススメされて読んだのがきっかけなんですが、どの世代でも楽しめるのが良いですよね(*^^*)
推理小説だけどそこまで複雑で難しい話ではないので、普段あまり読書しない人でも読みやすいと思います。
相続について考えておいて損はない
『犬神家の一族』は相続を巡った所謂「お家騒動」ってやつですけど、人を殺したりするほど大きな問題に発展しないにしても、普通のお宅でも相続について考えたり勉強しておいて損はないと思います。
というのも、私自身が父が亡くなった時にそう思ったし、前に法律事務所で働いていた頃もその手の相談ってすごく多かったんですよね。
単純に相続手続きとか遺留分についての相談なら分かるんですが、わりと多いなと感じてたのが口約束での言った言わないの揉め事。
基本的には法律に口約束は通用しないけど、よく分かっていないと「法でそうなってるのよ」とか「遺言がなくても有効」とかいう言葉に騙されちゃったり、知らず知らずに損してるってあるんですよね。
個人的に法律って自衛のためにあると思っているので、自分にも起こり得そうな事例については勉強しておいた方がいいと思います。
私も一つだけ遺言として残したいことがあるんですよね(^o^;)
この年だとまだ先だと思って面倒だけど、早め早めにやっておかないとなあ。