#435 『事故物件 恐い間取り』と死を身近に感じながら住むということ【映画】
#44以前はアメブロで投稿していたものです。
こんにちは、みくろです。
先日、映画『事故物件 恐い間取り』を観ました!
"事故物件住みます芸人"の松原タニシさんをモデルとした本作。
実際の体験談が書かれた本『事故物件怪談 恐い間取り』は私も以前読みました(*^^*)
この本が結構怖くて面白かったので、映像化するとどうなるんだろうとずっと気になっていたんですよね。
-------------------------------
売れない芸人山野ヤマメは、相方からコンビ解散され、ピンとしてどうやって仕事を得るべきか日々悩んでいた。
そんな折、「事故物件に住んでおかしくなった芸人がいるらしい」との噂を聞いたディレクターが、何か撮れたら番組出演という条件で事故物件に住んでこいと提案する。
最初は嫌々だったヤマメも、身近で起こる怪異によって芸人としてはどんどん売れていき、次第に事故物件を嬉々として住み移るようになるが…。
映画『事故物件 恐い間取り』【予告】8月28日(金)全国公開
映画のオリジナルストーリーなので起承転結あってスッキリまとまっています。
それでも元は実話ですから、怖いとか以前に芸能界の仕事って本当に大変だなあという印象が強い(笑)
全年齢対象なのでホラー好きな人には少し物足りないかもしれませんが、逆に誰でも楽しめる映画になっていますから(本当の芸人さんもたくさん出るしね)、普段ホラー苦手って人にもオススメです♪
逆に俯瞰できて良いのかもしれない
映画は全年齢対象であっても実話であることに変わりはないので、実際にこういう事故物件があるんだというだけで怖いですよね。
最近では心霊系Youtuberなど、事故物件に率先して住む人が増えて不動産会社は助かってるなんて話もありますけど、そういう方々ってそこに住んで検証しようという目的があるので、ある意味で客観視できてるのが救いになってるんじゃないかな~と勝手に推測してます。
カメラを通して見たり、撮れたら撮れただけ仕事にも繋がりますから、怪異=ネタというか、そこでご本人と事故物件の間にフィルターができてるんだと思うんですよね。
あと松原さんも本に書いてましたが、やっぱりちょっとクセになるらしいですね(笑)
怖いんだけど、普通の生活していてここまで他人の死を近くに感じるってありませんから、心霊系に深く携わると死生観が変わってくるそうです。
個人的には普通でいいから怖い思いはしたくない!って思っちゃうけど、死に近付くと価値観が変わるというのは共感できるところもあって、それでご本人も不動産会社もホラー好きな視聴者も満足できるならいいかな?とも思います。
一番かわいそうなのは開示義務がなくなって何も知らずに入居する次の人だけどね…(´・ω・`)