前作はこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、映画『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人2~』を観ました!
前作と同じく3話構成で、本当の芸人さんが演じています。
現在は4作目まであるのかな?数ヵ月単位というかなり早いペースで公開されたシリーズですね。
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とある芸人が書き残した『芸人日誌』という本を手に入れた高木。
自分自身は売れない芸人であったが、大好きなお笑い界とその芸人に対する憧れの気持ちから、本に書かれている通りに彼が訪れた場所へ行ってみることにする。
不思議なタクシーに乗って辿り着いたのは、山奥にある温泉旅館。
その旅館には、ある部屋に泊まると頭がおかしくなるという噂があり…。
今回も一応「事故物件芸人」と謳っているからか、どのお話も舞台は同じ旅館です。
オムニバスホラーというよりは、それぞれの話を繋げていく感じなので3部構成と言った方がいいかもしれません。
正直???な部分も多いので、特に怖いホラー映画が観たい!と思っている方にはあまりオススメはできません(^^;)
出演されている芸人さんのファンは必見ですね…!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。今回少し辛口です。
まず、実話だと言っている以上は、主人公が死ぬのは絶対NGですよね。
創作がダメというわけじゃなく、鑑賞者が混乱したり疑問に思わないような配慮は最低限必要かと思います。
実話モノで語り手が死ぬって、じゃあ今語ってるのは誰なんだよと(笑)
それとも第2話のラストは生きていたって話なのかな~…普通に轢き逃げ事件だけど!
更に元凶が「食人」というのも、これまた事件!!
この際ぶっ飛んだB級ホラーにした方が絶対面白いのに、ほんとうにあった怖い話としては一応現実路線でいかないといけないのか、妙なところだけリアルで飛ばし切れない印象を受けました。
芸人さんなのでプロの演技ができないのは仕方ないにしても、もう少し撮り方というか、飛び降りのシーンなんかは何とかならなかったのかな…。
それとも笑わせようとしているのか!?怖がらせるにも笑わせるにも、やっぱり中途半端で残念でした。
ホラー映画って有り得ない設定が多いし、ツッコミ要素があることは否定しませんが(むしろ好きまである)、どんな作品にもリスペクトというか、うまく言葉にできないけど大切にすべきところはあると思います。
基本的にどんな作品でもできるだけ良いところを書こうと思っているのですが、今作に関してはなかなかそれを見つけることができませんでした。