こんにちは、みくろです。
先日、映画『THE BAY(ザ・ベイ)』を観ました!
心霊やスプラッターホラーなんかより余程怖い映画…!
「水」を媒介にして小さな港町で疫病が猛威をふるう話なんですが、ファウンド・フッテージ(隠蔽されていた当時の映像を解禁するという設定)での見せ方がうまくてすごくリアルなんですよね。
意図せず今の世界情勢にかぶっていて尚更怖く感じました…(´-﹏-`;)
ウイルスではないので全く現実とは違う話なんですが、感染とかそういうのに敏感になっている方は注意…!
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メリーランド州のとある小さな港町で起こった悲劇。
政府によって隠蔽された映像を元に、数少ない生き残りの一人ドナが当時について語る。
2009年の独立記念日、港町クラリッジでは海辺でお祭りを開催していた。
お祝いムードの中、次々と体調を崩し倒れていく人々…一体原因は何なのか?
これは完全にフィクションなのでここまで致死率の高いものが急激に悪化して拡がるというのは現実にはなかなか起こり得ないでしょうけど、海水汚染や寄生虫は実際にあるので本当テンション下がる映画でした…(笑)
でもそれだけ観てる側を怖がらせられるのはホラー映画として満点ですから、こういうのにあまり影響受けにくいホラー慣れしてる人には是非観てほしい一作♪
ファウンド・フッテージは良作が多い
『THE BAY』もそうなんですが、ファウンド・フッテージ形式の映画って派手さはないけどじわじわ来る怖さがありますよね。
所謂「残された映像」ってやつで、行方不明者を探していたら本人らが撮影したと思われるビデオカメラだけ見つかったとか、差出人不明でテープだけ送られてきたとか、そういう設定が多いと思います。
確実に何か起こったのは分かっているから、それをビデオで検証していくというのがワクワクするし怖い!
有名どころだと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『REC/レック』がこの手法で撮られていますね。
今や一大ジャンルになってそれを逆手に取った作品まで出てきてますけど(『グレイヴ・エンカウンターズ2』とかね)、怪異やモンスター等がはっきり見えそうで見えない、よりリアルに近い世界観を出せるところが個人的に大好きなジャンルです。
21世紀以降にバーッと流行りだした撮り方なので、そろそろ新しいジャンルがまた出てくるのかなー?
特にホラー映画は撮り方一つで怖さが180度変わりますから、そういう製作側のこだわりとか考えるようになると一層面白くなりますね(*^^*)♪