前作『呪われた心霊動画 XXX 13』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『呪われた心霊動画 XXX 14』を観ました!
2018年製作。
今回も映像は6つ。
いろんな映像が繋がりまくっているXXXシリーズ、今作も例にもれず、これでもか!というぐらい繋がっていました(笑)
正直着物の女性を擦り過ぎている感はあるんだけど(同一人物だと仮定すればですが)、圧倒的な元凶というか、大きな闇が裏で着々と広がっている感じは不気味ですね。
ただ、繋がりを見せることに焦点がいってそうで、怖さはまたまた半減した気がする。
XXXはこのバランスがなかなか安定しない印象なんですが、最初からシリーズを観ている人ならまだしも、初見さんにとってはただ怖くない映像になってしまって勿体ない。
せっかく世界観や設定は良いのだから、今後もうまく繋げていって欲しいですけどね。
正直今回は全然怖くありませんでした。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「鏡文字」
覗いてくる女性の顔はちょっと怖かったかな。
これ後述の「雪国」や「無限リツイート」の女性と同一人物かな?と思うんですが、やたらこのシリーズは着物の女性が出てくるので、全て同じ人という解釈でいいんだろうか…。
鏡文字でやたら意味深なこと書かれているけど、なぜこの男性に書かせる必要があるのか分からない。
「スピーカーフォン」
たいていこういうのって本人と鉢合わせないケースが多いと思うんだけど、本人が戻ってきても電話越しの泣き叫ぶ声が止まらなかったのが面白い。
ただ、この映像のあとにXXX13「上階の住人」の投稿者が実はその子らの友達だったり、デジカメを忘れて取りに行った映像があったりと、ちょっといろいろ詰め込み過ぎな感じはある。
「名前」
これ何で収録したんだろう?今後に何か繋がるのかなあ?
「雪国」
こういう旅館って雰囲気だけでちょっと怖いですよね…。
窓越しに女性とすれ違うとか、映り方も大げさじゃないし、ただそれだけなのが逆に良かった。
「空白の時間」
同時に撮影していたのに片方だけの尺が長いというのが面白い。
つまり現実とは違う時間軸のものが撮れているというわけだけど、映像自体も不気味で怖いですね。
明らかにXXX13の「歩く自殺者」の女子高生がいるので、「占い師の予言」で行方不明になった子とか、あのお守りや路地関連の被害者らかもしれません。
「0時」「占い師の予言」って時間軸の違う別世界の話っぽかったから、尺が伸びる現象もなんとなく繋がりそう。
「無限リツイート」
おかしなおじさんシリーズ(笑)
後ろの「こいつの話は信じるな」は有名なあの事件のアレっぽいですけど、本人が書いたとすれば正気な時に貼ったということなのだろうか…。
映像は気持ち悪いけど、怖くはない。
ただ「鏡文字」「雪国」と関連はありそうで、この女性が何者なのか次作以降にまた繋がるのかなあ?