前作『呪われた心霊動画 XXX 9』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『呪われた心霊動画 XXX 10』を観ました!
2018年製作。
今作の映像は5つ。
XXXシリーズといえばその巻の全ての映像が繋がっていたり過去作からの続編だったりが多いんですが、今回はいつもと違ってどれも単発。
一応過去の映像と裏で繋がっている話はあったんだけど、前作までと比べるとむしろ無理に繋げない方がよかったのでは?というぐらい薄いです。
記念すべき10作目ということで、逆に今までと手法を変えようとしたのか?テロップなども含めて普段と違う印象を受けました。
正直XXXシリーズは映像的に怖いシリーズではないと思うし、かといってスタッフの検証などもないので、今までの映像同士の繋がりから視聴者に考察させるという手法の方が個人的には好きでした。
若干パッケージデザインの雰囲気も変わったような?
まあ方向転換は悪いことではないので、次作以降また盛り上がっていくことに期待…!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「✕(バツ)」
二つの映像を見比べるシーン、むしろ先輩が撮った映像の方の椅子?か何かの反射の方が気になった。
画角が違うから見える部分が変わるというのは分かるけど、ちょうど霊が映る部分に別の物が見えていると比べづらい気が…。
これあの女性に✕をされたら取り憑かれるみたいな感じだけど、先輩は特に怪我とかしたわけじゃなさそうだし、後輩の方が波長が合ってしまったとかそういう話なのかなあ?
最後の✕は霊がさせたというより後輩側の悪意に感じますね。
「そこから見る景」
人怖なのか…?
仮に投稿者のことが嫌いで自作自演していたのだとしたら、今の友人の状態は呪い返しってことだけど、そもそも投稿者に呪いが発動していない(気付いていなかった)わけだから、怪異というよりは罪悪感とかそっちで病んだ説。
「樹海で起きたこと」
こんなの見せられたら笑ってしまう…(笑)
呻る友人と饒舌に説明してくれる霊(笑)
XXX5の「付着物」と関連付けたのは完全に蛇足だったと思います。
むしろ今回の補足で、「付着物」の体験者らが無事であるにも関わらず連絡しなかった非常識な人みたいに映る。
映像的には一番怖かったかな?
異様に大きい女の人って怖いですよね…。
「七不思議の欠番」
警告テロップ付きの最後の映像にしては全く怖くない。
音声で終わるというのが拍子抜けだし、映像の方も「知ってしまうと不幸になる最後の七話」というわりに階段というシチュエーションがめちゃくちゃオーソドックス。
これじゃあまりにも薄いので、次作以降でもう少し掘り下げるのではないかと予想。