#1200 『呪家(ノロイエ)2』ネタバレあり感想と考察【心霊ドキュメンタリー】
#44以前はアメブロで投稿していたものです。
前作『呪家(ノロイエ)』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『呪家(ノロイエ)2』を観ました!
2017年公開。
前作と同様、初めに10分ほど単発の心霊映像があり、その後は事故物件でルームロンダリングをする女性の長期記録となります。
基本前作と全く変わらないというか、ルームロンダリングをする女性も同じ人なので、2だから何かパワーアップしたとかではないです。
逆を言えば、前作気に入った人は今作も間違いなく楽しめると思います(*^-^*)
前作を観てからだいぶ経っているので若干忘れている部分もあるんですが、比較するとやっぱり今作の方が劣るかなあ…?
事故物件で家の中が現場ではあるんだけど、前作の心中のようにその家でいろいろな念が渦巻いていたわけではなさそうなので、題材は良いのにちょっと勿体ないと感じた。
ただ、じわじわ怪奇現象が攻撃的になっていくのは怖かったし、『パラノーマル・アクティビティ』(絶対意識してると思う)とか好きな人にはオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
最初の単発2つはよくある心霊映像なので省略。
今作のメイン「殺人の部屋」。
上にもちょっと書いたんですが、今回は事故物件といっても元凶となった存在は元々外にいたストーカーなんですよね。
そのせいか初めはドア越しだったり、家の中で起こる事も控えめ。
殺された女性は部屋にいるんだろうけど、ベッドさえ使ってなければそこまで被害はなさそう(というか人が殺された場所で寝られる図太さw)。
基本的にストーカーって無差別なわけではないはずだから、ベッドを使った事で亡くなった女性と徐々に同化して、最終的にストーカーに殺される追体験をしてしまったんじゃないかと考察します。
だんだん強く恐怖を感じるようになっていくのも亡くなった女性が生前そうだったんじゃないだろうか?
ただかなり現象が攻撃的だったので、単純にどちらの霊も部屋の中に入って欲しくなかったのかもしれませんね。
友達が来た日(2日目)にドアの下の方に男の顔があったけど、ああいう撮影者も気付いていない映り込みが他にも結構あるんでしょうね。
なぜ今このカットを流したんだ?というシーンはいくつかあったので、気付いていないだけで他にもいろいろ現象は起こっていたのかも。
3作目が出ていないところを見るにネタ切れで続かなかったのかなあ?
事故物件での長期記録ってテーマ自体は良いと思うので、また別のかたちでこういった作品が出たらいいですね。