前作『心霊 ～パンデミック～ フェイズ15』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊 ～パンデミック～ フェイズ16』を観ました！
2019年製作。
今作も4つの単発映像に検証ありの前・後編が1つ。
前作よりは若干盛り返したかなあ？
今回は良くも悪くもスタッフ陣がおとなしいので、大きな展開はないものの安定した検証だったように思います。
単発映像の方もいろんなタイプがあって良かった。
もはや飽和状態の心霊ドキュメンタリー界隈で、常に新しい挑戦をし続けているシリーズだとは思う。
ただ、スタッフ陣の絡みや暴走を少なくするなら、もう少し学術的だったり詳しい調査を入れないと味気ない感じになってしまう気はします。
安定したクオリティーではあるんだけど、ちょっと薄味になってきているのでその辺の塩梅が難しいんだろうなあ。
とはいえ、良作シリーズではあるので今後も追い続けたいです。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「ねらわれる」
まず映像に映っていた女性と、それを面白半分で見に行く投稿者が怖い。
まあでも女性の方は少なくとも映像の範囲では誰にも迷惑はかけていないので、やっぱりそれを面白がって家にまで行く投稿者の方が人怖的に無理。
怪異については何なのか不明のままでしたが、投稿者のような人達の生霊（集団ストーカーって言っていたから複数いそうだし）みたいな存在だったらますます嫌だなあ。
「つれさる」
神隠しっぽい映像なんですが、一人は連れ去られて一人は戻されるというのが面白い。
元々会う予定だった女の子が関係しているとしたら、連絡を取り合っていた方が連れ去られたのも納得。
「おちてくる」
後半はビックリ系だけど、個人的には前半の「落ちた人がいた！」の部分の方が怖かった。
あんな開けた場所だと、偶然見ていた人が複数いない限りは騒ぎにはならない気がする。
「なりつづける」
映像的には今作で一番怖かった。
女性の名前のせいもあるのかフィクション感がすごかったけど、鳴り止まないカセットテープと最後の女性の顔は怖い！
「怪魚」（前編・後編）
前半のVHS映像は不気味で良かったんですが、後半がめちゃくちゃでしたね（笑）
友人の言動がちぐはぐで、何か隠しているようでそうでもないし、廃墟で苦しんでいるかと思ったら近付くと走り出すし(;´･ω･)
金井さんが駅のホームで行方不明の彼を見つけるというのも無理がある。
一度インタビューなどで会ったことがあるならまだしも、たぶん顔を知っていても写真を見た程度のはずで、それをあんな反対側のホームにいる状態で認識できるかな？
がっつりスニーカー履いてるのに鱗踏んで気付くとか、そもそも何で駅で撮影回していたんだとか、金井さん関連がちょっと迷走しているような…？？
最後の廃墟で巨大な尻尾が出現したのは良かった！
あれだとかなりの大きさっぽくて怖い。
