前作『心霊 ～パンデミック～ フェイズ14』についてはこちら↓
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊 ～パンデミック～ フェイズ15』を観ました！
2019年製作。
今作も4つの単発映像に検証ありの前・後編が1つ。
今回は茶番感がエグかったな～どうしちゃったんだろう…(;´･ω･)
多少の棒読みや演技っぽさは気にならない方だけど、さすがに今作は気になった。
ギャグにも寄り切れてなかったと思うし、前作までに確立したスタッフ陣のキャラクターや関係性もいまいち活かせてなかったような。
ただ怪異そのもの（特に単発映像の後半二つ）はそこそこインパクトあって良かった。
前回があまり評判良くなかったのかなあ？何だか雰囲気を変えてしまったような気がするけど、変にブレない方がシリーズ好きとしては有り難い。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「ついてくる」
明らかに人形な見た目だったから、そういう関係の話（前に住んでいた人が人形を持っていて…とか）かなと思ったら、全く触れられてないから「人形ではない」って認識ってこと…！？
逆に人形だったらベランダで覗いているシーンも怖いと感じられる部分はあったけど、人形ではない風に進まれると「いや人形じゃん！」ってツッコまざるを得ない。
「さわるな」
怪異云々より撮影者らの言動が面白くて笑ってしまった。
上から物音して「猫か？」って反応はベタ過ぎるし、見つけた物に対してすぐ「古銭」ってワードが出てくるかなあ？
さっきまで引っ越し手伝ってくれてありがとう！って感謝ムードだったのに、一変してキレ散らかしてるのも面白い。
逆に怪異はあまり印象に残らないし、因果関係も不明だから何が怖いのかも分からなかった。
「ふかいばしょ」
非現実的な場所の怖さと化け物っぽい見た目が良かった。
動いている姿もモンスター感あったし、静止画で見ると口の辺りの造形も醜くて好き。
「もどる」
こちらも霊のインパクトが強くて良いですね。
所謂ビックリ系だけど、廃墟でこれはシチュエーションとしてめちゃくちゃ怖い。
「呪われしもの」（前編・後編）
茶番感がすごかった。
インタビューのところや投稿者が棒読みというのはよくあるんですが、今回は更に催眠術師とかも出てきちゃって何を見せられているんだ？状態。
催眠術で夢を追うというのも分かるんだけど、あの程度の描写でいいなら記憶だけでも可能だったのでは…。
徳丸さんや金井さんも対応がブレブレで、いまいち投稿者もスタッフ陣も最終的な着地点が見えていないような気がした。
結局お父さんを悪者にしたかったのか救いを見出したかったのか、亡くなった娘の友達から聞いた話だけじゃDV云々も説得力に欠けるし、一番知っているはずの息子に直接聞かなかったのは何でだろう？真実は分からないままでしたね。
