こんにちは、みくろです。
先日、Netflixのオリジナルアニメ、伊藤潤二『マニアック』を全話観ました~!
伊藤潤二さんといえば、日本を代表するホラー漫画家のお一人。
そんな伊藤さんの人気作品20タイトルをNetflixがアニメ化したというのが本作。
恥ずかしながら私は漫画の方は読んだことがなかったんですが、こんなに面白いならもっと早く知りたかった~!と思うぐらい本当に素晴らしい世界観ですね。
元々ホラーが大好きというのもあるけど、一つの芸術作品として完成されているというか、アニメーションやキャストさんの演技力も相まって最高でした。
迫力あるおぞましい絵、耽美で妖しい雰囲気、怖いんだけど行き過ぎてちょっと笑ってしまったり、全てにおいて好みです。
話の内容もワンパターンでなく、いろんな設定があって面白いですね。
ホラーってどうしてもその作者さんの好みや価値観が偏りがちなジャンルなんだけど(いつも同じような死に方させるとか)、伊藤さんは怖いと思うポイントが無数にあるのかなあ?それとも逆に何も怖くないのかも。
とにかく最高でした!
是非シーズン2も作ってほしい…!!
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
ここからは個人的に印象に残った話についての感想を書きます。
「首吊り気球」
元々かなり人気のお話みたいですが、なるほど納得ですね。
自分と同じ顔の気球(?)が本人の首を吊りに飛来するなんて最高過ぎます。
最初に自殺してしまった子の首が飛んで、残された恋人を誘いに来るところまではなんとなく予想できる展開だけど(それでもぶっ飛んではいる)、そこからあんな世紀末みたいな話になるとは全く予想できなかった。
気球に意外と知恵があるのも嫌なところで、言葉巧みに誘って来るし、首を吊ったら本人の記憶も読むことができるのかな?最後は明らかに今の状況を把握できていないと出ない言葉でしたよね。
この後日本はどうなっちゃったのかなあ?気になります…!
「恐怖の重層」
これは面白過ぎた。めちゃくちゃ笑いました(笑)
まず娘の皮膚が重層になっていると聞いたお母さんの「それじゃまるでバウムクーヘンじゃないの?」が最高。
そして自分も呪いはかかってるはずだからって「いくわよ!」からのギャー!はもう笑わずにはいられないお約束ですね。
かなり好きなお話でした。
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Netflixさん是非シーズン2も作ってくれ~!(-人-)