#835 続編ではないぞ!『パラノーマル・アクティビティ7』ネタバレあり感想と考察【映画】
#44以前はアメブロで投稿していたものです。
※後半にネタバレ含む感想・考察あります。
こんにちは、みくろです。
先日、映画『パラノーマル・アクティビティ7』を観ました!
邦題には7というナンバリングが付いているんですが、原題は『Paranormal Activity: Next of Kin(近親者)』で、続編ではなくリブート作品だそうです。
日本では前のスピンオフ作品を『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』としてナンバリングから外しているのに、今作はスピンオフ含めて7作目だからと番号付けちゃったせいで邦題では6が存在しません(笑)
分かりにくいので一応これから観る方のために書いておくと、無印~3作目の後は、
・『パラノーマル・アクティビティ4』(2012)
・『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』(2014)★スピンオフ
・『パラノーマル・アクティビティ5』(2015)
・『パラノーマル・アクティビティ7』(2021)★リブート
なので、今作は今までの話と直接的な繋がりはありません。
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赤ん坊の頃に母親から捨てられたマーゴットは、遺伝学のサイトを通じて血縁者であるサミュエルと出会う。
彼の話によって自分のルーツが人里離れたアーミッシュの集落にあると知った彼女は、親族に会いに行き、その様子を撮影してドキュメンタリーにすることを決めた。
撮影隊のクリスとデールと共に集落を訪れたマーゴットであったが、村人は多くを語らず、謎は深まるばかりであった。
そんなある晩、マーゴットの母親が使っていたという部屋で不可解な現象が発生し…。
過去作とは完全に別物として観た方がいい作品なんですが(というか、リブートということはここからまた続くのかなあ?)、シリーズ通して継承していた定点カメラ方式は無くなっているので、パラノーマルが好きというよりPOV系が好きな方に向いていると思います(*'▽')
怖い撮り方も多いので、シリーズものというよりは一つのPOVホラー映画として楽しむことをオススメします♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
まず、まさかのアスモデウス…!
私も記憶が曖昧なんですが、過去作ではカルト教団というのは分かっていても悪魔の名前まではっきりしていなかったような…??
というより、今作の集落の人々は強力な悪魔を封じ込めていたわけで、やり方に是非があるものの、悪用していたわけでもないし悪魔崇拝の組織ではないですよね。
先祖が召喚したとかカルト教団にルーツがある可能性は高いけど、今現在はどちらかというと困っているというか、手に余る感じで…。
むしろアスモデウスほど強い悪魔を封じる方法を知っている白の魔女と面識がある方が怖いというか、解き放たれてしまったラストを見ると、マーゴットやその母親にとっては酷だけど必要悪だった可能性も(;´・ω・)
平気で他人の部屋に侵入しまくるマーゴットには辟易したけど(笑)、カメラマンであるクリスが持っているカメラはしっかり撮れていて分かりやすく、マーゴットが持つとブレブレで怖いというメリハリは結構良かったと思いました。
スローモーションは吹いたけど。
『パラノーマル・アクティビティ』といえば定点カメラで怖い映像が撮れちゃうというところが好きだったので、今作もせめてお母さんの部屋ぐらいは仕掛けて欲しかった。
ただ、POVホラーとしては撮り方やシチュエーション(深い穴…!)が結構怖くて良かったと思います(^O^)
もし次作があるなら、ひたすらアスモデウスがヒャッハーする映画になりそうですね(笑)