シリーズ1作目の『ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス』についてはこちら↓
※後半にネタバレ含む感想あります。
こんにちは、みくろです。
先日、Netflixオリジナルドラマ『ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー』を観ました!
シリーズ1作目のヒルハウスがすごく面白かったので、続けて2作目も♪
続投のキャストも複数人いますが、全く違う役を演じていて、ストーリーも前作との繋がりはありません(今後のシーズンで繋がりが判明することはあるかも?)。
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とある結婚式の前夜、若い新郎新婦と招待客らは、初老の女性からイギリスの幽霊屋敷に関する怪談話を聞くことになる。
その物語に登場するアメリカ人のダニは、ある事がきっかけで国を離れ、イギリスのブライマナーと呼ばれるお屋敷で10歳の兄マイルズと8歳の妹フローラの教育係をすることになった。
子供たちはもちろん、家政婦のハナ、料理人のオーウェン、庭師のジェイミーからあたたかく迎えられたが、屋敷全体がどこか暗く陰鬱でダニは不安になり…。
前作に引き続き、「場所が悪い」系の典型的なお化け屋敷ストーリー。
ヒルハウスは家自体が魔物めいた感じでしたが、今回は元凶がはっきりしているためそこまで怖くはないですね。
作中でも言われてましたが、ホラーというよりはラブロマンスに近い気がして、様々な愛のかたちが描かれています。
最後はきれいに、後味悪くなくあたたかい気持ちで終わるところがこのシリーズの良いところですね(*^^*)
ヒルハウスよりは怖さ控えめなので、ホラー苦手な人でも更に観やすくなってると思います!
不気味なお屋敷も雰囲気あって素敵なので、そういうジャンルが好きな方にもオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下ネタバレあります。
語り部の婦人はダニなのでは?というのが製作者側のミスリードだと思うんですが、庭師のジェイミーだったというのが良かったです。
生きてる人間をあっさり殺せる程の力があるヴァイオラの怨念が、何の犠牲もなく終わらされたら今まで何だったの?となりますからね…(^_^;)
ジェイミー視点でダニのその後を見ることによって、ブライマナーの呪いの恐ろしさや根深さが感じられて良かったと思います。
ブライマナーで恋仲になった人達(ダニとジェイミー、ハナとオーウェン、ピーターとレベッカ、叔父ヘンリーと兄妹の母)が誰一人として最後まで添い遂げられていないので、それも夫に裏切られたヴァイオラの怨念なのかな?と思いました。
今のところシリーズ間の繋がりはないように見えるんですけど、最終的に屋敷の設計者が同じとか(綾辻行人さんの十角館シリーズ的な)だったら面白いですよね(^O^)
前作同様、俳優陣の演技が素晴らしかったです。
今後も期待大のシリーズですね…!