こんにちは、みくろです。
先日、アニメ『新あたしンち』を見ました!
このブログでも何度も書いてるんですが、私は『あたしンち』シリーズの大ファンなんですよね。
普段から定期的にアニメを流したりして本当に大好き。
『新あたしンち』は本家『あたしンち』のアニメ終了後、アニマックスにて完全新作で2クールだけ放送されたもの。
こちらの方はほとんど見たことがなかったので、 先日ちょっとだけ流してみました。
感想としては、みかんが良い子すぎる。
『あたしンち』といえば同性の女子から見ても引くぐらいみかんはダラしなくて、でもベア研とか女の子らしい趣味もあったり、そういう等身大な感じが良いキャラだと思ってます。
お母さんも、オバサン特有の(?)偏見や持論でぶっ飛んでいるけど、根はとても素朴な良い人なんですよね。
『あたしンち』の良いところはそういう完璧すぎないところ、日常生活の中でよく起こる出来事や誰しも感じたことがあるような疑問を「あるある~」「いるいるこんな人」と共感できるから面白いんだと思います。
脚本は原作者なので『あたしンち』の雰囲気は変わらないんですが、最近のアニメのせいかどうしても視聴者への配慮を感じてしまいました(._.)
もちろん面白い回もあるんだけど、やっぱり私は元祖『あたしンち』がいいなと。
Youtubeの公式チャンネルでは新旧問わず定期的に無料エピソード配信してくれてます!
反面教師の面白さ
実は『あたしンち』に限らず日常系アニメは近年ほとんどが気を遣うようになってますよね。
『あたしンち』と同じく『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』も私は大好きなんですが、(後者2つは原作者が亡くなっているのもあるけど)まるちゃんもしんちゃんも最近はめちゃくちゃ良い子になってます。
もちろん私が子どもの頃とは時代が違うので当時共感できたものが今の子には受け入れられないというのはあると思うけど、逆に私が大人になってからできた『妖怪ウォッチ』や一新された『ドラえもん』を見てみると、必ずしもダメな主人公が受けないわけではない。
ただ、今の子ども向けアニメのトラブル解決法がすごく他力本願に見えてしまって、「自己判断はダメ」「何でも相談しなさい」って教育なんだなあとしみじみ…(´・ω・`)
もちろんそれは正しくもあるんだけど、失敗経験を過度になくしてしまって大丈夫なのか?と老婆心ながら思う今日この頃。
昔は「失敗したー!怒られたー!」って単純な話だったのに、今の子は「失敗するかも?自分でしたら怒られるかも?でも自分でしないと怒られるかも?」みたいにやる前から常に何かを恐れてる感じがしますよね。
時代は変わるし教育の正解なんて無いのかもしれないけど、少なくとも日常系アニメから悪ガキは消えてしまったと思います(笑)
でも子ども達の本質は変わらないはず、表面的に消えてしまった子達はどこに行ってしまったんだろう…?