※今回ちょっと辛口めです。
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『謎怖 謎が解けると更に怖い心霊映像』を観ました！
2017年製作。
最初に『絶恐 霊障動画 襲ウ』を元に構成していると説明があったんですが、その中からの拾い映像集なのか…？他のシリーズ観ていないのでちょっと分からないけど、姉妹作みたいな感じなんですかね。
謎が解けると～云々と言っているわりに全く解けない映像集でした（笑）
1本1本をしっかり読み解いていくという構成ではあるんですが、特に現地に行っての検証や何か調べるといったアクションはないので、ひたすら同じ映像を何度も観せられながら分かりきった事をゆ～っくり解説されます。
映像自体は他の心霊ドキュメンタリー作品と比べて目立って駄目というわけではないので、おそらくひどいのは構成の方。
こういう手法にするなら表面的な繋がりだけでなくて、その元凶が地縛霊なのか何らかの呪術なのかとか、裏側の繋がりをもう少し描かないと本当に意味が分からない。
どこからどこまでが繋がっているのか、何が謎なのか、そして何が分かったのか、テロップとナレーションで予想するばかりでなく、もう少し視覚的に分かりやすく提示して欲しかった。
正直観ていて苦痛。
何作か続いているようですが、姉妹作含めてこのシリーズはもう観ないかもしれない。
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
感想に関しても、映像自体をこれでもか！というぐらい何度も観せられた上、心霊的な部分は表面的な説明がくどいぐらいあるので、作品側で勝手に自己完結してるか考察の余地がないぐらい情報が少なく、視聴者側が感想を挟むような内容ではない気がします。
映像として印象に残ったのは「和室の男」。
撮影者の言動が不気味なのはもちろん、机の下に現れた者も怖がらせようといった感じじゃないのが逆に危険そうだった。
霊障から逃れるためにああいった行動をしているとするなら、あの仏壇に顔を挟んでいたのはバリア的な感覚だったのかなあ…？
あの映像をもう少し深堀りできていたら、他の映像も含めてもう少し怖い話にできたんじゃないでしょうか。
あと最後の「父と母と娘の呪い篇」は一番分かりやすかったですね。
ただナオキいくつよ（笑）
