#1242 『心霊曼邪羅36』ネタバレあり感想と考察【心霊ドキュメンタリー】
#44以前はアメブロで投稿していたものです。
こんにちは、みくろです。
先日、心霊ドキュメンタリー『心霊曼邪羅36』を観ました!
2022年製作。
このシリーズについて書いた事があると思っていたんだけど、自分でブログ内検索をかけたらヒットしなかったので実は書いていませんでした(『心霊盂蘭盆』シリーズと勘違いしてた(^^;))。
わりと好きで定期的に追っているシリーズです。
初期の頃と今ではちょっと作風が変わったんですが、それで成功したパターン。
最初は検証がほとんど無かったんだけど、最近はしっかり深堀りしていくケースも多くて面白い。
あとこのシリーズの特徴として女性のスタッフが全員美人さんなんですが、プロデューサーや他の男性スタッフとのやり取りが良い味出してるんですよね。
やり過ぎると色物になってしまうと思うので、彼女達のキャラクターや心霊ドキュメンタリーとしての怖さのさじ加減が非常に上手いです。
映像に関しては若干リアルさを捨てている気がするんですが、逆にそこまでに至る過程を大事にしている印象。
いろいろと乱立している中で個性が出ているシリーズだと思います。
だいたい15前後ぐらいから今の感じに変わってきたかな?
この手のシリーズが好きな人にはオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「夢遊の受験生」
霊的な現象よりも、浪人生の複雑な感情と理系女性スタッフのガチ説教が怖い話(笑)
進学校に通う子あるあるな感じがリアルでしたね。
「墓地の外れ者」
まずヨタヨタ歩きの子どもが可愛い。
墓地を覗き込んだ後にすぐ離れるのは何か見えちゃったのかなあ?
霊がパンクロッカーな感じに見える…(笑)
「外れ者」っていうタイトルが良いですね。
「怖いもの見たさ」
不自然にカメラの視線を外すところがいまいちだけど、合間に入れる単発映像としては〇。
「初詣の暗示」
ちょうど髪の毛の間から見えている耳のところに目が現れるんですが、こういうのって何でいつも隙間から覗く感じなんだろう。
「タロット占い」
これはちょっとひどかったですね~。
完全に手が浮いて見えているし、肩に触れてもない。
「迷宮下町(前編・後編)」
ビックリ系の映像です。
その分リアルさは捨ててると思うんですが、同じ時間同じ場所にいた別々の撮影者の話というのが面白かった。
映像はビックリするだけで顔自体はそこまで怖くないんだけど(というかCG感がすごい)、前編で聞こえる声は結構怖かったですね。
そして何よりスタッフ大滝ちゃんが撮影者たちの話を聞きながらコンビニで買って来たっぽい食べ物をもぐもぐし始めるのが最高(笑)
ガサガサ音入ってるし、この辺りは『Not Found』シリーズなどのギャグ回やシュールさが好きな人にはかなり刺さると思います。