こんにちは、みくろです。
先日、映画『事件物件 呪縛の連鎖』を観ました！
2018年製作。
原題は『The Witch in the Window』、邦題は「事故物件」ではなく「事件物件」（笑）
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とある田舎の一軒家を購入したサイモン。
リフォームをして転売することを目的に住み始めるが、ちょうど同時期に母親の元で問題を起こした息子・フィンを預かる。
最初は嫌がるフィンであったが、父子でDIYをする日々に少しずつ楽しさを見出していく。
しかし、地元の人間から魔女と呼ばれる前の住人の話を聞かされ…。
怖さは控えめ。
どちらかというとストーリーに重点を置いた作品です。
急に驚かせるような展開も少ないので、落ち着いて物語を楽しめます。
そこまで目新しさはないかなあと思っていたんだけど、意外と斬新な展開もあったりして面白かった。
一言でいうと「地味な映画」なんですが、ホラー映画としてもヒューマンドラマとしても良作だと思います。
あったかめなホラー映画が観たい人には特にオススメです♪
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
「見えてますよ」が最高に面白かった（笑）
リディアが全く霊っぽくないので、追いかけてきたり物理的な恐怖の方が大きいですね。
父と息子の物語としてはあったかくて切なくて、父親が（母親もだけど）病んでる世の中から必死に子どもを守ろうとしているのが伝わります。
今の時代、ネットの動画で怖いのはアダルト系じゃなくグロ系の方なのかもしれないですね。
リディアに関しては若干説明不足な感じがするけれど、窓からじっと見ている姿（リディアが亡くなった時の回想シーン）は結構怖かった。
悪意は感じるけれど、無差別に殺すとかそういった感じも受けないし、逆にそれが魔女っぽかったです。
最後はハッピーエンドと言っていいのか？都会から離れてフィン達は幸せそうだし良いのかな…？
父親の存在が音だけというのも不気味だけど、母親も慣れたとか言っていたしやっぱりハッピーエンドか。
リディアに関してはもう少し怖い存在にした方が面白かったと思うんですが、家族愛のヒューマンドラマも含むならちょうど良かったのかもしれないですね。
怖くはないけど良いホラー映画でした。
