こんにちは、みくろです。
先日、映画『コープスパーティー』を観ました!
2015年公開。
原作は人気ホラーゲーム。
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ある雨の日、学園祭の後片付けをしていた直美たち7人は、オカルト好きのあゆみから「幸せのサチコさん」というおまじないの話を聞かされる。
それは「みんながいつまでも一緒にいられるおまじない」で、明日転校してしまう繭のために皆でやろうという提案であった。
たまたま傘を届けに来ていた哲志の妹・由香と担任教師も含む9人でそのおまじないをすると、突然学校が揺れ出し、教室の床が崩れ落ちてしまう。
次に気が付いた時、そこは天神小学校という古い校舎の中で…。
まず原作がホラーゲームということで、世界観や舞台設定が最高に良い。
所謂「呪いの校舎に閉じ込められてしまう系」のお話なんですが、かなりグロめなのと人間関係もドロドロしていて、学校が舞台だけど七不思議系ホラーとかそういった要素は一切ないです。
散り散りになってしまった仲間を見つけて呪いを解く方法を探す、でもそこに嫉妬や裏切りが絡んで…と、ただの脱出劇にならなかったところも面白い。
監督は山田雅史さん。
実はこの監督さん、洒落怖の「ヒッチハイク」を映画化されたんですよね~近々公開予定みたいなので、そちらもチェックしてみようと思います!(^O^)
ネタバレあり感想・考察
※以下、ネタバレ含みます。
こういうのって言い出しっぺのあゆみちゃんが責められそうなものなのに、理由が繭ちゃんのためだったからって気にするなと言える周りの優しさがすごい。
その一方で当のあゆみちゃんが普通に嫉妬で直美を置き去りにしようとしたり、岸沼の気持ちも絶対分かってたと思うから、悪い子じゃない風のゲス子でホラー的にはすごく良かった。
最後も哲志はあゆみちゃんが紙をすり替えてるの知ってるのに、彼女に問いただすわけでもなく自分の紙を直美に差し出すという自己犠牲。
とにかく男性陣の懐の深さがエグい(笑)
正直サチコちゃんの怨念があそこまで他人に飛び火しているのは理解不能なんだけど、元々そういう素養がある子だったのか、場所が悪いのか、過去の事件も他人を校舎に閉じ込めて殺戮する理由にはなっていないと思う。
原作をプレイしていないので比較できないんですが、これは映画だからそこまで描き切れなかったのか疑問が残るところ。
個人的には繭ちゃんと繁兄のコンビがもっと見たかった。
ゲームの方もかなり気になるので、これを機にプレイしてみようと思います!